温泉名・施設名:出湯温泉 華報寺共同浴場
場所:新潟県阿賀野市出湯794
[地図]訪問日:2010.01.23(土)
泉質:アルカリ性単純温泉
日帰り入浴料金:200円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
前項(
ブログ参照)から続く。
月岡・出湯の温泉巡り5湯目にして、この日最後の湯は、出湯温泉「華報寺共同浴場」。
出湯温泉は809年開湯で、新潟県では最古の温泉であるが、近くの月岡温泉のような大規模開発されておらず、静かでひなびた温泉地である。五頭温泉郷の一つ。
華報寺共同浴場は、新潟県内で唯一、寺の境内に湧くありがたい温泉である。近年大きな改装はしていないようでレトロ感が残り、古き良き昭和の香りがする。朝6時から営業。
もう一つの共同浴場、「出湯共同浴場」(
ブログ参照)とは異なる源泉を使用している。さらには、出湯温泉では全ての宿で異なる源泉を使用しているという。即ち、全ての宿が自家源泉を持っているということである。
華報寺(けほうじ)。
この寺への参道周辺に7軒の宿が建ち並び、温泉街が形成されている。

華報寺の向かって右側に共同浴場はある。
この赤い自動販売機は景観を損なうので、もう少し工夫できないものかなぁ。

浴場を入って左手に、掛け湯浴槽がある。ライオンの湯口がいい味を出している。

浴場内はご年配の方々で賑わっていた。人気の浴場であることを伺わせる。
タイル張りの浴槽。大量の源泉で掛け流されている。
湯は無色透明無味無臭であるが、泡付きがあって、大変気持ちが良い。

掲示されている温泉分析書によれば、源泉温度は38.6度、浴槽内の温度は40度だという。非加熱と思っていたが、若干加熱しているようだ。
始めはぬるく感じるが、逆にぬるめのお湯のため、ゆっくりと長時間入ることができる。
浴場の角に石が積み重ねられており、そこからも湯が注がれている。
最上部には像が立つ。出湯温泉を開湯したと伝えられる弘法大師の像である。

アルカリ性単純温泉ながら、鮮度が良いので浴感は抜群である。
純粋に温泉を楽しみたい人には特にお勧めである。しかも料金が200円なのも嬉しい限り。
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