温泉名・施設名:広田鉱泉 中山館
場所:新潟県柏崎市大広田707
[地図]訪問日:2008.06.20(金)
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:500円(タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
前項(
ブログ参照)から続く。
旧越路・柏崎・旧高柳・小千谷の温泉巡り2ヶ所目は、広田鉱泉「
中山館」。
広田鉱泉はここの他に、「湯澤館」(廃業)(
ブログ参照)と「湯元館」(
ブログ参照)の3軒からなっており、一番手前がこの中山館。
どの宿も湯元を名乗っているので、どうやら全ての宿が独自源泉を持っている(いた)ようだ。
実は私はここに来るまで、この「中山館」の存在を知らなかった。
なぜなら私の愛読書「新潟温泉大図鑑」(
ブログ参照)に載っていなかったからである。
せっかくここまで来たので、入浴させてもらうことにした。
この時点では大した泉質ではないだろうと勝手に思っていたが(すみません^^;)、その予想はいい意味で裏切られることになる。

大きな看板があるので、間違って通り過ぎることはないだろう。

落ち着いた感じの大きな玄関で、入って左手にSL(D51)のプレートが飾ってあった。

浴槽は内風呂のみ。鮮やかな色のタイルが印象的である。

外には露天風呂なのか、池なのか分からないものがあったが、湯(水)は張られていなかった。

掛け湯をするとかなり熱い。成分分析表によると使用位置は46度となっている。
宿の方に「うちのお湯は熱めなので、源泉で薄めて下さい」と言われていたので、遠慮なく源泉を注入。おお、何て贅沢な。

湯は黄色で少し濁っており、適度にしょっぱく美味しいとさえ感じた。
硫化水素臭のような油臭のような、うまく表現できないが独特な臭いがある。そして、特筆すべきは、肌が尋常なくつるつるする点である。
こんな山奥に、これほどまでの極上の温泉があるとは思いもしなかった。これだから秘湯巡りは止められない(笑)。
私は自信を持ってこの温泉をお勧めしたい。
2016.02.09 追記
時期は不明だが、廃業した模様。極上の源泉だっただけに、残念でならない。
↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「中山館」のページを開きます)


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