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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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大塩温泉 季節限定露天風呂
温泉名・施設名:大塩温泉 季節限定露天風呂
場所:福島県大沼郡金山町大字大塩字休場 [地図]
訪問日:2006.05.04(木)
泉質:不明
日帰り入浴料金:無料
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
今日の奥会津秘湯巡りの7湯目は大塩温泉の季節限定露天風呂。

今回の湯巡りのメインディッシュ、最も訪れたかった温泉である。
タイトルにもある通り、ここは季節限定でしか入浴することができない。なぜなら、ある時季にしか湯が湧出しないからである。
例年、春の雪解けの頃(3月~5月頃)の数週間(?)であるが、これは毎年異なり、いつ湧き出すか、いつ止まるのかは神のみぞ知る。

露天風呂は大塩温泉の共同浴場(ブログ参照)のすぐそばにあるが、民宿たつみ荘の敷地内を通る必要がある。
露天風呂自体はたつみ荘のものではないらしいが、自主的に清掃などをして管理しているという。
そのため、無料で開放されているとは言え、たつみ荘に一言声をかけるのがマナーである。また、当然のことであるが、ゴミは持ち帰るなど、粗相のないように利用したい。
ooshio_roten_04.jpg

たつみ荘のご主人に断りを入れ、たつみ荘の脇を通って細い道を下ると、それはあった。おぉ、湧いている!
数日前に、湧いているという情報を得ていたが、いつ湧出が止まるのか分からなかったので、湧いているのを見て、ちょっと安心した。

浴槽の1箇所からボコボコと源泉が湧いている。
早速入浴してみる。結構ぬるめである(体感で36~38度)。体には炭酸と思われる気泡が大量に付き、シュワシュワする。
浴槽は温泉の成分で大分赤茶けているが、湯はわずかに白濁している程度であり、炭酸臭、炭酸味がする。また、少々塩分を感じる。大変素晴らしい泉質である。
ooshio_roten_01.jpg

露天風呂は只見川のほとりにあり、雄大に流れる只見川の絶景を見ながらの入浴は何とも爽快である。
浴槽は一つだけなので、一応混浴ということになる。しかし、水着を着て入浴しても誰も文句は言わないだろう。
ooshio_roten_02.jpg
入浴している時に、たつみ荘のご主人が来て、ここの説明をしてくれた。
春になると雪解けにより只見川が増水し、地中への圧力が増加する。地中に眠っていた炭酸(温泉)がこの圧力により押し上げられ、地上へ噴き出るという。

少し離れた所からの撮影。結構きわどい位置に露天風呂があるのが分かる。
ooshio_roten_03.jpg

ここは季節限定でしか湧き出ないという、大変珍しく貴重な温泉である。また、開放感もあり、泉質も素晴らしい。
これからもずっと開放され、みんなに愛される温泉であって欲しいものである(皆さん、マナーを守って大切に利用しましょう)。
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福島県 / 2008.09.29 10:00 / TB[0] / CM[0]


自遊人 2008年11月号
書籍名:自遊人 2008年11月号
発売日:2008.09.26
出版社:カラット
価格:780円
種別:雑誌 162ページ

久しぶりに書籍の紹介をしようと思います。

今回紹介するのは、雑誌「自遊人」の2008年11月号です。
温泉通の人はご存知かも知れませんが、この自遊人には「温泉パスポート」が付いてくることがあります。
温泉パスポートとは、パスポートに載っている温泉施設の日帰り入浴が無料(1冊につき各施設1人1回)になるという大変お得なものです。

2008年11月号には、1年4ヶ月振りにこの温泉パスポートが付いてきます。
今回は温泉パスポート史上最高の100軒の温泉が無料です。

私の地元の新潟県は、以下の5軒の温泉が対象となっています。
隣県の長野県の11軒に比べるとちょっと少ないですが、それでも十分でしょう。

雲母温泉「かくれ里 清流荘」
塩の湯温泉「塩の湯温泉」
焼山温泉「清風館」
燕温泉「ホテル花文」
笹倉温泉「龍雲荘」

温泉パスポートの全温泉のリストは自遊人編集部のブログを参照下さい。
このパスポートを利用して、お得に温泉巡りを楽しみましょう。

なお、雑誌自身の中身は、共同浴場などの温泉特集となっており、こちらも興味深い記事が沢山あります。

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書籍の紹介 / 2008.09.28 06:00 / TB[0] / CM[0]


湯倉温泉 共同浴場
温泉名・施設名:湯倉温泉 共同浴場
場所:福島県大沼郡金山町湯倉温泉 [地図]
訪問日:2006.05.04(木)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴料金:100円以上 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
奥会津秘湯巡りの6湯目は、湯倉温泉の共同浴場。

湯倉温泉は只見川のほとりにあり、旅館1軒と共同浴場からなる小さな温泉地である。
共同浴場は無人であるが、温泉の維持管理のため、協力金として100円以上を箱に入れる。
なお、ここは脱衣所は男女別であるが、浴室内は混浴である。もっとも、若い女性が訪れそうな雰囲気は皆無だが(苦笑)。
yukura_01.jpg

内風呂が一つのみ。浴槽は温泉の析出物で赤茶けており年季を感じる。
この秘湯の雰囲気だけで、お腹いっぱいになりそうだ(笑)。

早速入ってみると、かなり熱い。源泉は60度くらいあるらしい。
下記画像右上から源泉が流れてきて、タオルで湯船に入る量を調節している。湯船に入らない分はそのまま外に流されている。
湯は薄黄白濁、鉄のような臭いがあり、ほどよくしょっぱい。
yukura_02.jpg

共同浴場の脇に赤褐色の堆積物がある。
これは温泉が只見川に捨てられる時に、その成分の析出物が大量に堆積されたものである。温泉のパワーを感じる。
yukura_03.jpg

共同浴場の山側にある源泉井戸。
旅館「鶴亀荘」もここの源泉を使用している。
yukura_04.jpg

ここと只見川を挟んで反対側に橋立温泉の共同浴場があったのだが、湯量が少なくなり、閉鎖されてしまったらしい。う~ん、残念である。
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福島県 / 2008.09.27 10:00 / TB[0] / CM[0]


八町温泉 共同浴場
温泉名・施設名:八町温泉 共同浴場
場所:福島県大沼郡金山町大字玉梨字居平619 [地図]
訪問日:2006.05.04(木)
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
日帰り入浴料金:100円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
今日の奥会津秘湯巡りの5湯目は、八町温泉の共同浴場。

玉梨温泉の共同浴場(ブログ参照)と川を挟んで反対側にある。古き良き昭和の香りがするような鄙びた無人の共同浴場である。
なお、ここは混浴である。と言っても、若い女性が訪れそうな雰囲気は全く感じられないが(苦笑)。
hatcho_01.jpg

ここの源泉は湧出量が少ないようで、玉梨温泉の源泉から湯を引っ張ってきて、ブレンドして使用している。
下記写真の青い屋根の建物が玉梨温泉の共同浴場。その辺りからホースが伸びているのが分かる。
hatcho_05.jpg

入り口から入ってまず驚いたのは、目の前にいきなり浴槽があったことである。
あれっ脱衣場は?と横を見たら、それらしきものがあった。そう、浴室の中に脱衣場があるのだ。
この手の温泉は全国的に見るとそう珍しくも無いのだが、私はこの時初体験だったので、びっくりしてしまった。

下記画像は入り口を入って左を向いて撮ったものである。男性用の脱衣場と浴槽が見える。
入り口右側に女性用の脱衣場がある。
hatcho_03.jpg

ここも玉梨温泉の共同浴場と同様に、寄付をしてくれた多くの人の名前が掲げてあった。
hatcho_04.jpg

横長の浴槽が一つのみ。
下記画像の左側のちびちび出ているのが八町温泉、右側のドバドバ出ているのが玉梨温泉である。
湯はほとんど無色透明で炭酸臭あり。少々しょっぱく、微炭酸味がする(すっぱい)。炭酸による泡付きもある。
hatcho_02.jpg
2つの温泉は源泉地が近いこともあるのか、成分的に同じような泉質なのだが、2つを飲み比べてみると、わずかに八町の方がしょっぱい。玉梨温泉と同様、こちらの源泉も素晴らしい。

ここの横を流れる野尻川の河原には「川中温泉」と呼ばれる源泉が存在し、いたるところから温泉が沸いているらしい。
訪問時は春。雪解けの水が多かったので、確認は出来なかった。
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福島県 / 2008.09.25 17:40 / TB[0] / CM[0]


玉梨温泉 金山町国民保養センター・せせらぎ荘
温泉名・施設名:玉梨温泉 金山町国民保養センター・せせらぎ荘
場所:福島県大沼郡金山町大字玉梨字新板2049-1 [地図]
訪問日:2006.05.04(木)
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴料金:250円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
奥会津秘湯巡りの4湯目は、玉梨温泉「金山町国民保養センター・せせらぎ荘」。

前回紹介した同温泉の共同浴場(ブログ参照)のすぐ近くにあり、源泉も同じである。
tamanashi_seseragi_01.jpg

共同浴場よりも大きな内風呂が一つのみ。
湯は薄黄白濁しており、炭酸臭あり。軽度塩味を感じ、微炭酸味(すっぱい)。源泉からの距離が遠いためか、炭酸が抜けているようで、共同浴場よりも泡付きは少ない。
tamanashi_seseragi_02.jpg

シャワー完備なので、体を洗うのならこちら、純粋に温泉を楽しむなら共同浴場がいいかも知れない。

ここは食事もできる。醤油ラーメンを頼んだところ、平打ち縮れ麺のラーメン、いわゆる喜多方ラーメンが出てきた。
この辺りは喜多方に比較的近いので、ラーメンと言えば喜多方ラーメンになるのだろうか。
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福島県 / 2008.09.24 20:47 / TB[0] / CM[0]



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