温泉名・施設名:越後長野温泉 嵐渓荘
場所:新潟県三条市長野1450
[地図]訪問日:2005.11.20(日)
泉質:ナトリウム-塩化物冷鉱泉
日帰り入浴料金:1000円 (小タオル付き)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
前編(
ブログ参照)から続く。
後編は温泉や浴槽、料理について紹介する。
大正ロマン溢れる越後長野温泉「
嵐渓荘」。庭園や建物だけでなく、温泉自体や料理も素晴らしい。
浴場は大きく分けて、男女別の大浴場(真木の湯、妙の湯)と貸切露天風呂(山の湯)がある。
大浴場「真木の湯」の内風呂。
お湯は無色でほとんど透明であるが、しょっぱく、何か薬味を感じた。成分総計15570mgの食塩泉で、かなり濃い温泉である。

「真木の湯」の露天風呂。

貸切露天風呂「山の湯」は、平成15年に新設された。2ヶ所(深湯と石湯)の貸切風呂があり、それぞれ内風呂と露天風呂がある。
廊下、脱衣場、洗い場に至るまでふんだんに木材が使われ、宿のこだわりを感じる。木でできているので、温もりがあって何か癒される感じがする。
16時頃から22時頃までが貸切の時間帯になっており、無料で利用できる(予約制)。それ以外の時間は男女別の浴場となる。日帰り入浴の人も利用可能(12時~16時)。
「深湯」の内風呂。4人程入れるだろうか。

「深湯」の露天風呂。深さが130cm程あり、立って入浴するスタイルである。
塩分濃度が高いので浮遊感もあって、なかなかおもしろい。

「石湯」の内風呂。これは深湯の内風呂と同じような造り。

「石湯」の露天風呂。近くを流れる五十嵐川の石で組んであるという。
少し高い場所にあるので、眺めもよく、守門川と吊り橋を見ながら入ることができる。

さて、食事の紹介。
夕食はフルコースを選択した。下記は前菜などの一番始めに用意された料理。

この後、出来たての料理がどんどん出てくる。鯉の刺身、山女魚の塩焼き、牛の石焼きは特に美味しく、舌鼓を打った。
このフルコースは、かなりボリュームがあって大満足。
朝食の写真は撮り忘れてしまった…。
派手さはないものの地元のものと思われる山の幸や、ここの源泉で作ったお粥などが出た。お粥はこちらの名物にもなっており、絶妙な塩加減で絶品だった。
都会の喧騒から離れ、日々の仕事などのストレスを解消するにはもってこいの静かな秘湯。
今回は1泊だったが、のんびりと何泊もしたくなるような宿である。いつかまた宿泊利用したいものだ。
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