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Since 2008.05.17

気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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出湯温泉 出湯共同露天風呂
温泉名・施設名:出湯温泉 出湯共同露天風呂
場所:新潟県阿賀野市出湯 [地図]
訪問日:2005.04.16(土)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:300円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

五頭温泉郷(出湯、今板、村杉)の一つ、出湯温泉の「出湯共同露天風呂」。今はもうない。

出湯温泉は、新潟県で最も歴史のある温泉であり、開湯は809年だという。弘法大師が錫杖をついて湧出させたという伝説が残っている。

この露天風呂はテレビ番組の温泉興しの企画で、村杉温泉の村杉共同露天風呂と共に2002年1月に誕生したが、2006年10月に閉鎖された(村杉の方は健在)。
閉鎖の理由はよく分からないが、出湯温泉の3つの共同浴場の中で最も料金が高かったのも一つの原因だろうか。
ここは自然湧出の古湯源泉を使用していた。この源泉の近くからは縄文時代の土器が見つかっており、当時の原住民もこの温泉を利用していた可能性もあるという。

ここは無人である。券売機で入浴券を買って箱に入れる。
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近代化を嫌う(?)出湯温泉らしく、木造の建物で、大変趣がある。
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石造りの浴槽と木造の浴槽で男女が入れ替えになっているようで、この日は男性が岩造りの浴槽だった。

3つの浴槽があり、全て温度が異なっていた。湯は無色透明無味無臭であった。
手前に四角い大きめの浴槽がある。
deyu_roten_03.jpg

奥に円形の小さめの浴槽がある。
また、人一人が入れる程度の壺湯があり、ちょろちょろと源泉らしきものが注がれていた。
一番ぬるい壺湯に入ると、初めは少しひやりとしたが、だんだんと気持ちが良くなってきた。しばらく壺の中で瞑想…。
deyu_roten_04.jpg

個人的には、何か温かみのある温泉で大変気に入っていた。閉鎖されてしまったのは大変残念である。
ところで、建物、源泉共々、今はどうなっているのだろう。

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阿賀野市 / 2008.11.29 17:09 / TB[0] / CM[2]


地蔵温泉 泰平の湯
温泉名・施設名:地蔵温泉 泰平の湯
場所:新潟県柏崎市西山町坂田 [地図]
訪問日:2008.11.24(月)
泉質:単純硫黄冷鉱泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

旧西山町側から見て、旧地蔵トンネルの手前にある、地蔵温泉「泰平の湯」。

かつては峠を通る人々の道標として、お地蔵様が置かれていたことから「地蔵温泉」の名が付いたという。
元々は「湯元館」という名前だったが、2007年7月の中越沖地震で被災し、しばらく休業していたが、2008年7月に「泰平の湯」としてリニューアルオープンした。
宿泊の他、日帰り入浴、昼食のみの利用も可能。畳敷きの休憩所で提供される食事メニューも多彩で、小さな日帰り温泉施設と言った感じ。

2002年11月以来、久しぶりに訪問してみたが、リニューアルしたこともあってか、かなり明るくなった印象。
前回は客は私一人だけだったが、今回は結構賑わっていた。

外の大きな看板には、「ラドニオンの湯」と書かれている。
天然温泉に、ラドン鉱石を使用してラドンの効能をプラスしているという。
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浴槽は内風呂のみ。以前訪問した時の記憶が薄いのだが、大きく変わっていないように感じた。
外光を沢山取り入れられるように、浴槽の周りはガラス張りになっており、天井も半透明の素材が使われている。
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湯はわずかに白濁しており、無味だが少々独特の臭いがある。若干のツルツル感あり。
黒と白の"何か"が漂っているが、どうやら湯花らしい(説明書きあり)。

窓からお地蔵様とししおどしが見える。ししおどしは水は出ていなかった。
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宿のすぐ隣りにはお堂がある。その脇の手水舎では、地蔵温泉の源泉(?)を味わうことができる。
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白い湯花が漂い、しっかりとした硫化水素臭、たまご味のする結構な鉱泉である。
お風呂でのお湯とは印象が違う。加熱循環しているうちに成分が抜けてしまったのだろうか。
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お堂の先には、1960年完成の旧地蔵トンネルがある。
2006年12月23日に新地蔵トンネルが完成し、その役割を終えた。今は柵がしてあり、中に入ることは出来ない。
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ちょっとした秘湯の佇まい。宿の中はリニューアルされて綺麗だが、外見は以前と変わらない。ただ、外に足場が組まれていたので、外装を直す予定もあるのかも知れない。
新地蔵トンネルができ、県道からずれてしまったり、度重なる大きな地震があったりしたが、これからもがんばってもらいたいものだ。

最後に、個人的にはラドンうんぬんは必要ないと思う。

2012.09.30追記
時期は不明だが、どうやら廃業した模様。また一つ味のある温泉がなくなってしまった…。
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柏崎市 / 2008.11.26 22:19 / TB[0] / CM[0]


松之山温泉 明星
温泉名・施設名:松之山温泉 明星
場所:新潟県十日町市松之山天水越88-2 [地図]
訪問日:2006.03.25(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:300円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

松之山温泉の「鏡の湯」源泉を引き湯している(いた)、旅館「明星」。

鏡の湯源泉は、明星からほんの少し登った所にある「凌雲閣」(ブログ参照)が所有している。
ここは小学校の古材を利用して建てられているという。
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お風呂はこじんまりとした内風呂のみ。
湯はわずかに濁りがあり、薄いアブラ臭がし、少々の塩味+苦味。同じ鏡の湯源泉の凌雲閣と比べるとかなり薄味である。
逆に考えれば、肌の弱い人はこちらの方がいいかも知れない。
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浴槽の左側に女性の裸体像があり、壺から漏れる湯がなぜか下半身に直撃している。何という、エロス(笑)。
温泉の成分で、像の下半身は赤茶けている。
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浴槽の右側にも湯口があり、こちらは魚の形をしていた。
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ここは、いわゆる松之山温泉の特徴を味わえる温泉の中では、300円と最安と思われる。
とくかく安く済ませたいならこちらだが、泉質にこだわるなら、やはり凌雲閣(ブログ参照)だろう。

2009.11.17追記
訪問当時は鏡の湯源泉を使用していたが、2007年8月に掘削に成功した「鷹の湯」の新源泉を、2008年末から使用している模様。源泉掛け流しだという。

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十日町市 / 2008.11.24 09:58 / TB[0] / CM[0]


松之山温泉 凌雲閣
温泉名・施設名:松之山温泉 凌雲閣
場所:新潟県十日町市松之山天水越81 [地図]
訪問日:2006.03.25(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:600円 (タオル付き?)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

松之山温泉には多くの源泉があるが、その中の一つ「鏡の湯」源泉を使用している「凌雲閣」。

鏡の湯源泉は凌雲閣が利権を持つ源泉で、近くの旅館「明星」(ブログ参照)が引き湯している(2010.04.27追記 2008年末からは別の源泉を使用している模様)。
鏡の湯の"鏡"は、松之山中尾地区にある「鏡が池」から来ていると思われる。

「新潟温泉大図鑑」(ブログ参照)の2008-09年度版にはタオル付きと書いてあるが、一緒に行ったツレ共々、タオルを借りた覚えが全くない…。
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本館は木造三階建ての趣のある和風建築(昭和13年築)で、国の登録有形文化財である。日本秘湯を守る会の宿。
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こちらは新館の入り口。ここは豪雪地帯。3月下旬でも残雪は多かった。
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浴室へ向かう途中の廊下を歩いている時に、既に独特な臭いが鼻を突く。
内風呂が一つのみで露天風呂などはない(他に家族風呂あり)。内風呂は広めである。
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鏡の湯は、松之山温泉街(ブログ参照)から少し離れた場所にある源泉であるが、いわゆる松之山温泉独特の特徴を有す。
湯口から出ている湯はかなり熱い(源泉温度は84度)。薄緑色少々濁りあり、アブラ臭がし、しょっぱく苦い。渋味もあるように感じる。かなり濃厚な温泉である。

泉質は言うまでもなく、建物自体も大変素晴らしい。今度はぜひ宿泊利用してみたいと感じた。

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十日町市 / 2008.11.22 23:38 / TB[0] / CM[0]


八木ヶ鼻温泉 いい湯らてい
温泉名・施設名:八木ヶ鼻温泉 いい湯らてい
場所:新潟県三条市南五百川16-1 [地図]
訪問日:2008.11.15(日)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
日帰り入浴料金:850円 (大小タオル付き)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

新潟景勝百選の八木ヶ鼻の麓にある、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」。

旧下田村にある日帰り入浴施設で、スポーツ交流施設「スポーツセンターはやぶさ」も併設する。北五百川を挟んで反対側には、オートキャンプ場(画像2つ目)もある。
この場所は、とにかく八木ヶ鼻がよく見える。写真ではうまく伝わらないかも知れないが、かなり迫力のある岩山で、高さ200メートル以上あるという。
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浴場は「数奇の湯」と「和楽の湯」があり、男女日替わりになっている。
奇数日は、男:数奇の湯、女:和楽の湯で、偶数日は、男:和楽の湯、女:数奇の湯となる。
今回紹介するのは、数奇の湯。

まず、浴室に入って目の前に現れるのが、マグマ風呂。ただのジャグジー風呂かと思ったら、かなり深さがあってびっくりした。
立って入る浴槽で、底からマグマが噴き出すように大量の湯が出ている。その湯の圧力が、足の裏を刺激して、かなり気持ちがいい。ハマってしまった。
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寝湯。寝湯は大変浅く、寝た状態でも半分も浸からない。
しかし、これが結構気持ちがいい。うちの親父はここで熟睡してしまった(笑)。
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ジェットバス。内風呂は、この他にも普通の浴槽(さら湯)、足湯、水風呂がある。
湯は無色透明で、わずかにしょっぱい。若干、いわゆる塩素消毒臭がする。
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飲泉所であるが、湯は出ていない。なぜなら、平成20年7月31日をもって廃止されたからだ。
理由は不明。湧出量が減ってきているのだろうか?
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露天風呂も種類が豊富だ。
たなごころの湯は日替わり湯になっており、今日はよもぎ。
バスクリンのような鮮やかな色だったが、ちゃんとよもぎの臭いはした。なお、このお湯は温泉ではない。
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このリアルで巨大な手のオブジェが面白い。
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メインの露天風呂。結構大きい。
この露天風呂の特徴は何と言っても、入りながら八木ヶ鼻の絶景を眺められることだろう。丁度八木ヶ鼻が見えるように、うまく設計されている。
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天気もよく、紅葉した八木ヶ鼻を眺めての入浴は、何とも心地が良かった。
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一番奥に、寝湯がある。これは内風呂の寝湯と異なり、全身入るタイプ。
こちらからの景色は八木ヶ鼻の頂上付近しか見えず、少々劣る。冬季は閉鎖されることもある。
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外には温泉スタンドがあったが、飲泉所と同様、こちらも平成20年7月31日をもって廃止された。
以前は60リットル100円で販売されていた。
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料金は850円と少々高めだが、それ相当の設備も揃っているので、それ程割高な感じはしない。
インターネットで会員登録すると、入館料が100円割引になるサービスもある。

さて、ここから国道289号線を山奥へ進むと、大谷ダムがある。
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その直前にある橋の上から見える五十嵐川の渓谷もすばらしい。
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三条市 / 2008.11.18 22:46 / TB[0] / CM[0]



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