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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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六日町温泉 山岳荘
温泉名・施設名:六日町温泉 山岳荘
場所:新潟県南魚沼市小栗山655 [地図]
訪問日:2009.06.19(金)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:400円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
六日町温泉湯巡りの2湯目は、六日町温泉「山岳荘」。

青い建物が目印。周りは民家と田んぼで、他に温泉宿らしきものは見当たらない。
玄関には「中華人民共和国大使館御一行お宿り」、「東京経済大学様御宿」のプレートが掲げてあった。
山岳荘にとってはこの時期はシーズンオフと思われ、館内はひっそりとしており、貸切状態で利用できた。
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鄙びた木造の建物で、かなり年季を感じる。
sangakuso_06.jpg

浴室は2つあり、一応男女別なのであろうが、男湯、女湯の目印はなかった。宿の女将さんに「奥の方が大きいよ」と言われたので、そちらへ入ってみた。
結構大きな湯船に、源泉(7号井・12号井・13号井の混合泉)が掛け流されていた。湯は無色透明無味で、ほとんど無臭。
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窓の外は田んぼが広がり、坂戸山などの山々も見える。
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誰も利用していないようなので、もう片方の浴室も見させてもらった。こちらはこじんまりとした浴槽である。
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窓の外にはプールのようなものが見えたが、利用されている雰囲気はなかった。
sangakuso_05.jpg

六日町温泉の旅館の日帰り入浴料金の相場は高いが、ここは良心的な料金である。共同浴場の中央温泉よりは若干高いが、こちらの方が空いていて穴場と言える。
湯の使い方も良いので、六日町温泉を味わうにはもってこいの宿である。

2012.08.07追記
2012.07.31をもって、営業を終了した。また一つ味のある温泉が無くなってしまった…。

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南魚沼市 / 2009.06.29 23:00 / TB[0] / CM[0]


六日町温泉 かわら崎 湯元館(後編)
温泉名・施設名:六日町温泉 かわら崎 湯元館
場所:新潟県南魚沼市六日町272 [地図]
訪問日:2009.06.19(金)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:日帰り入浴不可
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。

レトロアイテム満載の六日町温泉「かわら崎 湯元館」であるが、その温泉自体も大変素晴らしい。
後編は温泉、客室、料理を中心に紹介する。

本館の全ての客室がメゾネットタイプの露天風呂付き客室である。
私が宿泊したのは(露天風呂付きで)一番料金の安いBタイプの客室である。1階は和室で囲炉裏があり、2階は洋室で低めのベッドが設置してあった。
和室の奥の障子戸を開ければ、露天風呂が現れる。初の露天風呂付き客室で、ちょっと感動(笑)。
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客室にあるものとしては、十分過ぎるくらい広い露天風呂。しかも、源泉掛け流しだ。
源泉温度が58.6度あるため、湯船も結構熱めだった。湯もみ板が備え付けられていたので、加水しながら湯もみをして入浴した。
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湯は無色透明ながら、しっかりとした硫化水素臭、たまご味のする結構な湯である。白、茶の湯花も少々漂う。
ここの源泉は六日町温泉14号井であり、六日町温泉で最も多くの場所で使用されている7号井・12号井・13号井の混合泉に比べると、味覚・臭覚的な特徴が顕著である。

露天風呂だけでなく、その横には足湯もある。しかも、ブランコに乗りながら入れるのだ。足湯にブランコとは、よく考えたものである。足湯はぬるめに設定してあった。足湯も掛け流し。
日本酒の升がサービスで付いて、お酒好きのかみさんは上機嫌で足湯。
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夜のライトアップされた足湯。もちろん、夜も掛け流しだ。
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客室の露天風呂以外に、男女別の大浴場も存在する。
広めの内風呂と露天風呂がある。ぬるめで入りやすかった。湯の感じは客室の露天風呂と同じ。
大浴場は何度も訪れたが、一度たりとも他のお客に遭遇することはなかった。もっとも、客室に露天風呂があれば、こちらは入らなくてもいいと考える人も多いのかも知れない(現にうちの奥さんも大浴場には入らなかった)。
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周りを塀に囲まれているので、露天風呂からの眺めはいいとは言えない。
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貸切ジャグジー風呂もあり、ちょっぴり覗かせてもらった。これは別館の旅籠庵(Dタイプ、露天風呂なし)のお客用のもので、45分無料で利用できる。この時はジャグジーは起動していなかった。
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夕食は八海山という食事処で頂いた。新鮮な海鮮料理が中心で、各種刺身、茹でガニ、生ガニ、蒸しホタテ、カキフライ、エビの串焼き、うなぎ蒲焼など、どとうの魚介攻め。
素材そのものの美味さを堪能できるが、肉料理や創作料理があまりなかったのはちょっと残念。ボリュームはかなりのもの。
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朝食は長悦庵という食事処で頂いた。シンプルではあったが味は良く、普段朝食をあまり食べない我々だが、ペロリと平らげられた。
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24時間源泉掛け流しの露天風呂付き客室ながら、1人15000円(Bタイプ平日2人)で、圧倒的にコストパフォーマンスは高いという印象。
日帰り入浴を受け付けていないのも分かる気がする。ここは宿泊して庭園や館内を見て周ったり、のんびりと湯に浸かったりして、ゆったり過ごすべき温泉宿である。

ここはリピーターが多いというのもうなずける。ぜひとも、私もまた訪問したいものだ。

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南魚沼市 / 2009.06.26 08:15 / TB[1] / CM[2]


六日町温泉 かわら崎 湯元館(前編)
温泉名・施設名:六日町温泉 かわら崎 湯元館
場所:新潟県南魚沼市六日町272 [地図]
訪問日:2009.06.19(金)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:日帰り入浴不可
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

この日は六日町温泉の湯巡り(宿泊&立ち寄り湯)をしたので、順に紹介する。
六日町は2009年NHK大河ドラマ「天地人」の舞台にもなっており、どこへ言っても天地人や直江兼続の文字が目に入った。

六日町温泉湯巡りの1湯目は、六日町温泉「かわら崎 湯元館」。

湯元館と言うだけあって、自家源泉(六日町温泉14号井)を持ち、全ての浴槽が完全なる源泉掛け流しで、飲泉もできる。別館の旅籠庵を除き、本館の10室全ての客室が露天風呂付き客室である。
露天風呂付き客室と聞くと、一般的な客室と比べ料金が高くて高級なイメージがあるが、ここは1人15000円(Bタイプ平日2人)くらいと、お手頃な料金で宿泊できる。なお、現在は日帰り入浴は受け付けていない。
門をくぐれば、レトロなアイテムが満載で、まるで昭和30年~40年頃にタイムスリップしたような感覚になる。古き良き昭和の香りが漂い、ノスタルジックな気分に浸れるのもこの宿の特徴と言えるだろう。

こじんまりとした宿ではあるが、見所が満載で紹介したいことがたくさんあるので、前後編2回に渡って紹介する。
前編は温泉を除く、建物、館内の様子を中心に紹介する。

周りを塀に囲まれており、外からだとここが温泉宿のようには見えない。
塀の中の敷地内に入るとまず出迎えてくれるのが、この門。ここ湯元館は日本温泉遺産を守る会から、温泉遺産として認定されており、同会の初代代表を務めた、今は亡き温泉ジャーナリスト野口悦男氏による題字が書かれている。
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玄関周りには、古民具やホーロー看板、最近あまり見かけなくなってきた円柱のポストなどが並び、レトロ好きの私はこの時点で既に大興奮(笑)。
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玄関脇では源泉がちょろちょろ出ており、柄杓で飲泉もできる。
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この源泉が流れて、小さな川になっているのだが、何とこの川には小さな魚が泳いでいるのだ。
ご主人の話では、グッピーなどの熱帯魚らしく、源泉の温かい湯を利用して飼育、自然繁殖されているという。六日町温泉の適度な温度と柔らかい湯だからこそできるアイデアである。
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縁側があり、障子戸の前に座れば、絶好の記念写真ポイントだ。
なお、画像右手に見える木はしだれ桜であり、春先、この縁側からの桜の眺めは最高だという(ご主人談)。
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館内にもレトロアイテムがたくさんある。フロント近くには、ジュークボックスや古い家電などが置いてある。
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囲炉裏のある談話室。炭に火が起こしてあり、自由に餅やマシュマロを焼いて食べることができる。
壁には古い映画のポスターが所狭しと張られていた。
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男はつらいよ純情編で実際に使われていたトランクの一つが展示してあった。銀座そごうの屋上で落札したものだという。
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地元の漫画家によって描かれた館内図。この辺りの方言でコメントが書かれており、読むだけで楽しくなってくる。
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思い出横丁と名付けられた通路。ここは個人的に最も楽しかった場所で、大変気に入った。
画像の奥から、書店、食堂、駄菓子屋と並ぶ。昔の街並みを再現しているだけで、当然営業はしていないが、駄菓子屋に関しては駄菓子やアイスが自由に食べられる(食べられる分だけ客室に持って行くシステム)。
わたあめ製造機もあり、自分で作ることができる(無料)。おもちゃ、ビールのみ有料で、料金箱にお金を入れる。
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商店街の通路を挟んで反対側には保温機があり、肉まんやここの温泉で作った温泉たまご(茹でたまご?)も無料で頂くことができる。
さらに、冷やしキュウリ、トマトも置いてあり、こちらも無料だ。吊るしてあるニンニクや敷かれてる植物はダミーである。
ついつい食べ過ぎて、夕食の前にお腹いっぱいにならないように気を付けたい(笑)。
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その他にも実際に体験できる射的コーナーや、温泉で作ったコーヒーが置いてあるスペースもあった。

これ以外にも紹介したいことは多々あるが、あとは実際に宿泊して体験してもらうとして、後編は温泉、客室、料理を中心に紹介する。後編(ブログ参照)へ続く。

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南魚沼市 / 2009.06.22 08:17 / TB[0] / CM[0]


道珍坊温泉
温泉名・施設名:道珍坊温泉
場所:宮城県宮城郡利府町青山1-102-1 [地図]
訪問日:2004.07.03(土)
泉質:不明(アルカリ性冷鉱泉)
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆

かつて日韓サッカーW杯の会場にもなった、グランディ・21(宮城県総合運動公園)の近くにひっそりとたたずむ、道珍坊温泉。
歴史は古く、800年頃に発見され、1748年に旅僧道珍和尚と十符ノ里の住人藤吉により霊泉として湯治場を開設したという。道珍坊温泉の名前の由来は、この道珍和尚の名に由来しているのであろう。

グランディ・21でのライブへ行く途中で偶然見つけた温泉で、道珍坊という変わった名前に引かれ、時間もあったので立ち寄り湯してみることにした。
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風呂はシンプルな内風呂のみ。湯は無色透明無味無臭であまり特徴は無い。
泉質は「アルカリ性鉱泉水」と書いてあった。湯の感じからすると、実際はアルカリ性低張性冷鉱泉であろか。療養泉に該当するかどうかは不明。
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周りには前述のグランディ・21やジャスコ、ニュータウンがあったりして近代化されているのだが、ここだけ時間が止まったように昔のままの風景が残っている、そんな感じを受けた。それはそれで魅力的かも知れない。
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宮城県 / 2009.06.19 00:31 / TB[0] / CM[0]


お薬師様お授けの湯
温泉名・施設名:お薬師様お授けの湯
場所:新潟県長岡市木山沢? [地図]
訪問日:2008.05.25(火)
泉質:不明(冷鉱泉)
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

旧栃尾市には「杜々の森」を始め、多くの清水が存在するが、「お薬師様お授けの湯」もその一つに数えられる。
ここは正確に言えば清水ではなく鉱泉であり、昔から切り傷、あせも、便秘などに効くと言われ、地元住民の間で利用されてきたという。

県道沿いにあり、薬師様が描かれた黄色い看板が目印。車を停めるスペースもある。
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坂道を少し下ると、小さな祠と井戸がある。
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川の脇にひっそりとたたずみ、ちょっと神聖な感じを受ける。
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井戸の中に源泉がちょろちょろと垂れ流しになっており、誰でも自由に汲んだり、飲んだりできる。
無色透明で若干の硫化水素臭があり、微たまご味と結構な金属味がする。なかなかの泉質である。
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鉱泉は対岸の崖から湧き出ているようで、そこからパイプで引き湯されている。
パイプの崖側の先には穴が空いており、そこから源泉が流れているようにも見えた(白い湯花のような物が見える)。
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基本無料であるが、浄財入れがあるので気持ちを入れよう。
最近は訪れる人も多くなったというが、粗相のないように利用したい。
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長岡市 / 2009.06.16 08:15 / TB[0] / CM[0]



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