温泉名・施設名:満願寺温泉(仮) ザリガニの湯(仮)
場所:新潟県秋葉区満願寺
[地図]訪問日:2008.07.19(土)
泉質:不明
日帰り入浴料金:無料
勝手に5段階評価:☆☆
前項(
ブログ参照)から続く。
かつて、ただただ温泉が垂れ流されていた満願寺温泉(仮)。
なかなかの泉質ながら、この温泉を利用した入浴施設は存在しなかった。
どうにかしてこの温泉に入りたいと思い、いろいろ考えを巡らせたが妙案が思いつかない。
以前、麻生田観音堂温泉(
ブログ参照)などでは、子供用の折りたたみプールで入ったことがあったが、同じようにするには、少々足場が悪く、また、湯を供給するのが難しいので断念した。
ふと、田んぼの横の水路に目をやる。捨てられた温泉が流れている。

ちょっと先のT字で右に曲がり、それが並木道の方へ流れて行く。

そして、温泉は並木道の横のマスに流れ着く。
これを見た時、これだ!と思った。そう、このマスに入ればいいのだ。

約1メートル四方のマスで、少々深さもあり、人一人なら入れなくもない。幸い、このマスには温泉以外の水は流れてきていない。ここは紛れもなく、加水加温なしの源泉掛け流しの露天風呂である!(かなり強引…)
しかし、クモの巣が張られていたり、木の枝や葉っぱなどが溜まっていたりで、少し掃除をした。その時、このマスにザリガニがいるのを見つけた。既に先客が居たとは(笑)。
そうだ、ここを満願寺温泉(仮)「ザリガニの湯(仮)」と(勝手に)名付けよう。
いざ、入ろうと思うと結構勇気がいる…。朝7時台ではあるが、この並木道は舗装された道路であり、車が全く通らないわけでもない。
勇気を出して、いざ入浴。源泉温度が25度程度のため、結構冷たく感じる。というか、全然気持ちよくない(涙)。写真を撮ってさっさと上がった(俺、何やってんだろ…)。
荒行中の修行僧、ではない(笑)。

今は源泉は埋められてしまい、残念ながら源泉掛け流しの「ザリガニの湯」には入ることはできない(えっ、誰も入らないって?)。
何はともあれ、このような良質の温泉がなくなってしまうのは、やはり残念である。
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