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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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雲母温泉 上関共同浴場
温泉名・施設名:雲母温泉 上関共同浴場
場所:新潟県岩船郡関川村上関362-2 [地図]
訪問日:2007.11.03(土)
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴料金:100円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
前項では2つある共同浴場の内、小さい方の「雲母共同浴場」(ブログ参照)を紹介したので、今回は大きい方「上関共同浴場」を紹介する。

飾り気のない建物、まさに地元民のための共同浴場と言ったたたずまい。
建物の前は駐車禁止である。駐車は国道113号を挟んで反対側にある村民会館に停めるようにという張り紙があった。
私が訪問した時は無人であったが、最近の雑誌では近所の人が交代で番台をしていると書いてあった。
kamiseki_01.jpg

雲母共同浴場の倍くらい大きさの浴槽である。浴槽には湯が並々と注がれ、掛け流されていた。
湯は極わずかに白濁し、ややしょっぱく、微硫化水素臭あり。
kamiseki_02.jpg

塩ビパイプを通して、湯が供給されている。源泉が高温(62度)のため、山の清水で温度を下げているという。
kamiseki_03.jpg

こんなに素晴らしい温泉を、たったの100円で利用させて頂けるとは。日頃管理している地元の方に感謝である。

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関川村 / 2009.11.29 16:53 / TB[0] / CM[0]


雲母温泉 雲母共同浴場
温泉名・施設名:雲母温泉 雲母共同浴場
場所:新潟県岩船郡関川村上関314-1 [地図]
訪問日:2007.11.03(土)
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴料金:100円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

雲母(きら)温泉は3軒の旅館と2つの共同浴場からなる小さな温泉地である。「えちごせきかわ温泉郷」に含まれる。
荒川沿いにあり、川を挟んで反対側には同じ温泉郷の高瀬温泉がある。

2つある共同浴場の内、小さい方が「雲母共同浴場」である(大きい方は「上関共同浴場」)。
外見はただの小屋と言った感じ。特に看板もないので、知らないと通り過ぎてしまいそう。
建物の前は駐車禁止である。近くにも駐車場はなく、駐車場探しに大分苦労した。
kira_01.jpg

無人のため、料金100円を料金箱に入れる。
kira_02.jpg

こじんまりとした浴槽が一つあるのみである。
源泉温度は62度あるという。蛇口以外に湯口はないので、好みで温度調節して入るようだ。私が入った時は調整せずとも適温だった。
湯は極わずかに白濁し、ややしょっぱく、硫化水素臭も感じた。
kira_03.jpg

主に地元の方が入る施設であろう。泉質は良いので、本当の温泉好きにはお勧めできる。

次は雲母温泉のもう一つの共同浴場「上関共同浴場」を紹介する。
次項へ続く。

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関川村 / 2009.11.24 23:45 / TB[0] / CM[0]


清津峡小出温泉 清津館
温泉名・施設名:清津峡小出温泉 清津館
場所:新潟県十日町市清津峡2126-1 [地図]
訪問日:2009.10.31(土)
泉質:単純硫黄泉
日帰り入浴料金:700円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
清津峡小出温泉の2つ目は「清津館」。

創業明治30年の老舗旅館。上杉謙信公ゆかりの薬師如来像のお告げによって掘り当てられたという温泉を使用している。なお、ここは日本秘湯を守る会会員の宿である。
館内に掲げてあった昭和61年の温泉分析表には「小出温泉」と書いてあるが、公式HPには「清津峡湯元温泉」と書いてある。「清津峡温泉」と呼ばれることも多く、どれが正しい温泉名なのかよく分からない…。

3階建ての風格のある和風旅館。
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日帰り入浴できるか事前に調査し忘れていたが、受付の女将に聞いてみると、今の時間なら大丈夫ですとのこと。宿泊客が居たりすると断られるのかも知れない。

立ち寄り湯で入れるのは内風呂のみ。浴室は清津川とは反対側にあり、窓からの眺めはいいとは言えない。
無色透明の湯が掛け流されており、たまご味+硫化水素臭がする。極わずかにしょっぱさも感じた。掲示物によると、源泉を加温、加水、消毒、循環全て無しで使用しているという。他に客はおらず、素晴らしい湯を貸切状態で利用できた。
源泉名は「薬師の湯」で、近くの「湯処よーへり」(ブログ参照)とは異なる源泉である。気持ち、こちらの湯の方が硫黄分を強く感じた。
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清津館の前の道を挟んで反対側にある貸切露天風呂。2004年12月で完成したもので、宿泊者専用である。
清津川のすぐ脇という立地であり、大絶景の露天風呂であるのは容易に想像できる。特に紅葉シーズンは格別であろう。
女将によると、露天風呂は内湯とは別の源泉「清泉の湯」を使用しており、2つの浴槽の内、小さい方は非加熱(約39度)の源泉掛け流しだという。
kiyotukan_04.jpg

清津館の前には池がある。温泉街の道路脇である。
以前訪問した時は温泉が注がれ、露天風呂のようになっていた。辺りは硫化水素臭が漂い、温泉街らしさを演出するためのモニュメント(大げさに言えば草津温泉の湯畑(ブログ参照))のようなものかと思っていた。あわよくば入りたいとも思ったものである(人通りが多く、断念)。
kiyotukan_03.jpg
今回久しぶりに訪問し、注がれている液体を触ってみたら冷たい。完全に水である。どうやら、温泉を使用するのは止めたようだ。理由を清津館の女将に聞いてみたところ、

「以前、そこの池に温泉が注がれていましたよね?」
「そうですね。あそこは露天風呂だったんですが、人通りが多く、お客さんが入りにくいということで、新しく露天風呂を作ったんですよ。ですので、今はそこには温泉は入れていないんです。」

何と、この池はかつて、清津館の正式な露天風呂だったのだ。
確かに入りにくい。そして、勝手に入らなくて良かった…(笑)。

清津館から少し先に行くと、1996年10月に完成した清津峡渓谷トンネルがある(入坑料500円)。
往復40~60分程のトンネルで、3ヶ所の見晴所と終点のパノラマステーションからは雄大な渓谷美を堪能できる。
kiyotukan_05.jpg

秋の紅葉シーズンは混み合うことであろう。いつの日か宿泊してみたいものだ。特に離れの露天風呂は魅力的である。
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十日町市 / 2009.11.20 08:20 / TB[0] / CM[0]


清津峡小出温泉 湯処よーへり
温泉名・施設名:清津峡小出温泉 湯処よーへり
場所:新潟県十日町市小出葵2126-2 [地図]
訪問日:2009.10.31(土)
泉質:単純硫黄泉
日帰り入浴料金:300円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

この日は紅葉真っ只中の清津峡を訪れた。

日本三大峡谷の一つに数えられる「清津峡」は、国の名勝・天然記念物にも指定されている景勝地である。峡谷を流れる清津川や珍しい柱状摂理などの自然美を鑑賞することができる。
清津峡は有名な紅葉スポットでもあり、特に見頃の10月下旬から11月中旬にかけては観光客で大変賑わう。観光客の約半分は紅葉シーズンの秋に訪れるという。

紅葉真っ盛り中の清津峡付近の山々。右下に見えるのが清津川と清津峡小出温泉街。
youheri_07.jpg

清津峡にある清津峡小出温泉は、数軒の宿と1軒の日帰り温泉施設からなる小さな温泉地である(清津峡温泉とも呼ばれる)。
温泉を利用している施設は、おそらく「湯処よーへり」と「清津館」の2つである(以前は苗場館という施設があったが現在休業中)。どちらの温泉にも入ってみたので、2回に渡って紹介する。

一つ目は日帰り温泉施設、清津峡小出温泉「湯処よーへり」。
以前は古屋旅館という宿だったが、廃業後に旧中里村が買い取り、2003年4月に新装オープンした。
施設内には食堂はないが、入浴券を購入すれば外出しても何度でも再入浴が可能である。冬期(1月7日~3月31日)は休業する(要問合せ)。
なお、"よーへり"とはこの辺りの方言で「お湯に入りに行く」という意味である。
youheri_03.jpg

浴槽は内風呂のみである。源泉掛け流し。
湯は硫黄系の温泉というだけあって、たまご味+硫化水素臭がする。極わずかにしょっぱさも感じた。源泉名は「薬研の湯」といい、「清津館」で使用している源泉とは異なる。こちらの方が若干薄い気がした。
youheri_04.jpg

この湯に入っていると、何か違和感を感じた。しばらくして、その原因が湯の色にあることが分かった。"薄い青色透明"の湯だったのだ。
下の画像は、同じ色の桶を片方だけ湯の中に沈めてみたものである。湯の色が分かって頂けるだろうか?
青系の湯はなかなかお目にかかれないので、ちょっと感動。受付の人に聞いてみたところ、「入浴剤は使用していませんが、そう言われてみればそうかも知れませんね。」とのこと。
youheri_05.jpg
他の人のホームページを閲覧してみると、青系と書いている記事はあまりなかったので、おそらく常にこの色という訳ではなく、たまたまこの日は様々な条件が重なってこのような色になったと思われる(同じ体験をした方はコメントで書いてくれると嬉しいです)。

露天風呂はないが、この時季は窓からの眺めは悪くない。
但し、横を流れる清津川までの間にスペースがあるため、川の流れは見ることができない。
youheri_06.jpg

清津峡小出温泉街。土産屋も数軒ある。1年で一番賑わうこの時期、団体の観光客も多数押し寄せていた。
youheri_01.jpg

300円で何度でも入浴できるのは嬉しいサービスである。清津峡の観光の際にどうぞ。

次は道を挟んで向かいの「清津館」へ。次項へ続く。

2012.01.08追記
湯の色が薄青色に見えるのは、40mg程含まれている「メタケイ酸」によるものかも知れない。メタケイ酸は湯を青くする要因になると言われている。

2019.12.14追記
2019.11.30をもって、閉館した。
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十日町市 / 2009.11.17 08:20 / TB[0] / CM[0]


瀬波温泉 厚生連瀬波の湯 しおさい
温泉名・施設名:瀬波温泉 厚生連瀬波の湯 しおさい
場所:新潟県村上市瀬波温泉2-4-15 [地図]
訪問日:2009.10.16(金)
泉質:ナトリウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

瀬波足湯巡りの5つ目にして最後は、瀬波温泉「厚生連瀬波の湯 しおさい」。

2009年7月27日、JA新潟厚生連瀬波病院の前に足湯ができた。病院に足湯があるのも珍しいが、ここはさらに車椅子での利用も考慮された優れもの。全国初かも知れないという。
senami_shiosai_01.jpg

屋根付きの足湯で、元々ここにあった東屋を改修したのだという。
湯は源泉掛け流しで、無色透明で少々しょっぱく、たまご味がし、硫化水素臭+微アブラ臭がする。瀬波温泉の特徴を十分に感じることができる。湯温は42度で適温であった。
大きめのひしゃくが置いてあったが、飲泉用のものかは不明(足への掛け湯用か?)。
senami_shiosai_02.jpg

夜間だったので利用者はあまりいなかったが、平日の昼間は患者やお見舞いの人で賑わったりするのだろうか。

これにて瀬波足湯巡りは終了。バラエティーに富んだ5つの足湯を十二分に楽しむことができた。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「瀬波温泉」のページを開きます)


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村上市 / 2009.11.13 08:00 / TB[0] / CM[0]



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