温泉名・施設名:草津温泉 西の河原公園
場所:群馬県吾妻郡草津町521-3
[地図]訪問日:2009.11.27(金)
泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:入園無料 (西の河原露天風呂は有料)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆
草津温泉の観光名所として「湯畑」(
ブログ参照)と双璧をなす名所、「
西の河原公園」。
至る所から湧き出る強い酸性の湯で草木の生えない様は、かつては地獄のように見えたであろうか(今は整備され、そうでもないが)。温泉街の西に位置することから、地獄の「賽の河原」にかけて「西の河原」と名付けられている。
湯畑と西の河原公園の間は、西の河原通りで徒歩10分程度である。
公園の入り口。「西の河原園地」と書いてある。

公園に入ると、さまざまな色の池(湯溜まり)が次々と現れる。
特に入浴禁止の文字はなかったので、入浴は可なのかも知れない(高温注意)。全身浴するには大変勇気がいるが、手湯、足湯くらいなら出来そう。
1つ目は「瑞祥(ずいしょう)の池」。
瑞祥とは、めでたいことが起こるという前兆のことである。いきなり縁起のいい名前の池が出迎えてくれる。
黒紫色の池であるが、湯の色なのか、槽(湯溜まり)に沈着した色なのか判断が付かなかった(他の池も同様)。

2つ目は「幸の池」。
濃い緑色の池である。この日、園内は大量の羽虫が飛んでおり、この池の中に大量に死んでいた…。

3つ目は「瑠璃の池」。
薄い青緑色の池である。瑠璃色と言えなくもない。

4つ目は「琥珀の池」。
こちらも濃い緑色の池であり、その濃さは「幸の池」を越える。琥珀色という訳ではない。
この池に限らないが、硬貨が大量に投げ入れられていた。強い酸性のため、数週間で溶けてしまうという。

5つ目は「鬼の茶釜」。
水色の池である。かなり熱めの湯であるので注意。茶釜の湯が沸騰するような音を立てて源泉が湧き出ることから、こう名付けられたという。

この後も湯溜まりはいくつかあるが、名前が付いているのはここまで。
園内には神社もある。草津穴守稲荷神社。
神社の前には清水もあり、のどを潤すことが出来る。

さらに進むと、湯の川や滝などもある。
また、草津周辺の自然や火山活動などを解説するパネル等を展示する「草津ビジターセンター」もある(無料)。

湯煙が立ち昇るポイントを発見。高温のガスのためか、立ち入りは禁止になっていた。

さらに進むと「
西の河原露天風呂」があるが、それは次項で紹介する。
湯畑と同様、草津温泉へ行ったら必ず訪れるべき、お勧めスポットである。
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