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Since 2008.05.17

気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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切明温泉 川原の露天風呂
温泉名・施設名:切明温泉 川原の露天風呂
場所:長野県下水内郡栄村切明 [地図]
訪問日:2009.05.01(金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項から続く(ブログ参照)。
秋山郷の温泉、9つ目は切明温泉の川原の露天風呂。

切明温泉の宿(ブログ参照)の脇には中津川が流れており、川原の一部エリアからは温泉が湧き出ている。
無料で開放されており、誰でも自由に自分好みの露天風呂を作ることができる。切明温泉「雄川閣」の駐車場が開放されているので、車の場合はそこに停めることができる。

温泉の湧く川原へ行くには、3軒の温泉宿のある中津川右岸から吊り橋を渡って左岸へ渡り、川の上流へ向かって未舗装の道を200m程歩く。
kiriake_kawara_01.jpg

中津川には透き通った綺麗な水が流れており、岩魚の釣り場としても有名らしい。
kiriake_kawara_02.jpg

この辺りが温泉の湧く川原である。
窪みに水が溜まっている箇所がいくつもあるのが分かるだろうか。これらは先人が作った露天風呂である。
kiriake_kawara_03.jpg

大きな管を輪切りにしたようなものが置かれており、この中の地中から源泉が自然湧出している。この川原の中では最も湧出量が多いと思われる。
まるで円形の露天風呂のようで、入浴したい葛藤に駆られるが、源泉の温度が高いため(約54度)、普通の人はまず入れないだろう。
湯は無色透明で、わずかにしょっぱく、微硫化水素臭がする。
kiriake_kawara_04.jpg

手掘りの露天風呂という謳い文句だが、川原は岩や石がゴロゴロしていて硬く、正直手で掘るのはかなり大変である(重機でもあれば話は別だが(笑))。また、源泉は熱いので、川の冷たい水を入れて温度調整する必要がある。

もっとも、下記のように立派な露天風呂が既に出来ているので、それを利用するのが利口である。
kiriake_kawara_05.jpg

この日ではないが、かつて入浴した時の様子(2004.05.15)。浅い…(汗)。
kiriake_kawara_06.jpg

大自然の中の露天風呂で開放感は抜群。秋山郷に来たのなら、ぜひとも寄りたいスポットである。
全身浴するには結構大変だが、足湯・手湯としても楽しめる。また、恥ずかしければ、水着で入っても問題ないだろう。

最後に案内看板にあった注意書きを書いておく。ルールを守って楽しむべし。
・川の増水時の利用は絶対におやめ下さい。
・河原でのテント張り、キャンプは禁止です。
・吸い殻、空缶、ゴミ等は必ずお持ち帰り下さい。

これにて今回の秋山郷の温泉紹介を終わるが、まだ訪問していない温泉宿もあるので、また機会を見て訪れたい。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「秋山郷」のページを開きます)


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長野県 / 2010.05.30 07:42 / TB[0] / CM[0]


切明温泉 切明リバーサイドハウス
温泉名・施設名:切明温泉 切明リバーサイドハウス
場所:長野県下水内郡栄村切明17878-2 [地図]
訪問日:2009.05.01(金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項から続く(ブログ参照)。
秋山郷の温泉、8つ目は切明温泉「切明リバーサイドハウス」。

切明温泉は秋山郷の最奥(最南端)の温泉地で、3軒の宿からなる。横を流れる中津川の川原(の一部)から温泉が湧き出ており、手掘りの温泉(ブログ参照)に入れることでも有名である。

切明リバーサイドハウスは、切明温泉の中で最も中津川の下流沿いにあるロッジ風の宿泊施設である。
気さくなご主人が笑顔で出迎えてくれた。
kiriake_riverside_01.jpg

内風呂。無色透明の源泉が掛け流されおり、浴槽に並々湯が満たされていた。大きな窓からはすぐ横を流れる中津川が見える。
湯は少々硫化水素臭がし、わずかにしょっぱい。湯は結構熱めだった。
kiriake_riverside_02.jpg

露天風呂は裏口から一旦外に出たところに脱衣小屋と共にある。
混浴らしいが、女性専用の時間帯もある模様。
kiriake_riverside_03.jpg

別なアングルからの露天風呂。広い土地にゆったりと作られており、開放感がある。
kiriake_riverside_05.jpg

横を流れる中津川。大変綺麗な水が流れていた。
露天風呂からそのまま歩いて行けるが、この辺りからはお湯は湧いていない。川原に湧く温泉はもう少し上流である。
kiriake_riverside_04.jpg

切明温泉の3つの宿はどこも立ち寄り湯が可能で、露天風呂もある。どこも訪問したことがなかったので、かなり迷ったのだが、ここを選んで正解だった。お勧めである。

次項はすぐ近くの同温泉の川原の露天風呂について紹介する(ブログ参照)。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「切明リバーサイドハウス」のページを開きます)



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長野県 / 2010.05.27 08:20 / TB[0] / CM[0]


和山温泉 仁成館
温泉名・施設名:和山温泉 仁成館
場所:長野県下水内郡栄村堺和山17926 [地図]
訪問日:2009.05.01(金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

前項から続く(ブログ参照)。
秋山郷の温泉、7つ目は和山温泉「仁成館」。

和山温泉は数軒の宿からなる小さな温泉地である。歴史は古く、江戸時代に秋田のマタギによって発見されたという。

高い場所から見た和山集落。自然豊かな田舎の風景が広がる。奥の雪の残る山は鳥甲(とりかぶと)山である。
道沿いに民宿が点在し、一番奥に今回紹介する仁成館がある。
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仁成館は和山集落から少し離れたところに1軒だけ建っている。立地的にも秘湯の香りがする。
仁成館は宿としての営業は基本的にはやっていない。今は、立ち寄り湯としてこの湯を求めてくる人々を快く迎え入れている。
jinseikan_02.jpg
玄関の戸を開けて、「すみませ~ん」と呼ぶと、「は~い」という声と共に、タッタッタッタッという足音が聞こえてきた。そこで目の前に現れたのが黒い犬で、びっくり(笑)。遅れて女将さんが出てきた。
ここは、人なつっこい犬が出迎えてくれるのだ。

ここの名物は何と言っても露天風呂である。内風呂は後回しにして、先に露天風呂へと急ぐ。
露天風呂は混浴である。脱衣場のみ一応分かれている。
jinseikan_04.jpg

岩造りの浴槽は屋根のある場所とない場所の2つに分かれている。奥の浴槽は開放感抜群。
jinseikan_05.jpg

屋根の柱にはランプが下がっていて、秘湯のたたずまい。
jinseikan_06.jpg

露天風呂からは秋山郷の大自然の大パノラマを望める。これぞまさに絶景である。
残雪のある雄大な鳥甲山。春になり、少しずつ芽生えてきた草木の新緑。満開の桜。どれも取っても素晴らしい。
今度は紅葉の時季にぜひとも訪れてみたい。
jinseikan_07.jpg

中津川には、サファイヤブルーの綺麗な水が流れていた。
jinseikan_08.jpg

内風呂は男女別になっている。ここからの景色も良い。
湯は無色透明無味で、わずかにしょっぱい。
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秋山郷の温泉の中でも、いや、私が今まで入ってきた温泉の中でも屈指の景色の良さである。
宿泊施設としては廃業しているようだが、この温泉はいつまでも残って欲しいと祈るばかりである。

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長野県 / 2010.05.23 08:00 / TB[0] / CM[0]


栃川温泉 ヒュッテひだまり
温泉名・施設名:栃川温泉 ヒュッテひだまり
場所:長野県下水内郡栄村堺17930-47 [地図]
訪問日:2009.05.01(金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆

前項から続く(ブログ参照)。
秋山郷の温泉、6つ目は栃川温泉「ヒュッテひだまり」。

ヒュッテひだまりは、周囲を白樺で囲まれた山小屋風の一軒宿。標高は1000メートルを超えるため、夏でも涼しそうな場所である(現にクーラーは無いらしい)。
登山やトレッキングの基地として利用する人も多いという。昭和58年開業。
tochikawa_01.jpg

浴室は一つしかないので、ドアに札を掛けて、男女入れ替えで利用する。
小さ目な浴槽。かなり熱い源泉が掛け流されていた。湯は無色透明無臭で、わずかにしょっぱい。
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排水溝で遊ぶ猫。宿には犬と猫が何匹も飼われていた。
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個性的な温泉の多い秋山郷の中では、"熱湯"ということ以外にインパクトは薄い。

さて、隣接して栃川高原キャンプ場がある。キャンプ場を利用する人向けに(?)、かつて「栃川高原温泉休憩所」という無人の日帰り温泉施設が存在したが、今は建物が残るのみである。ひだまりのご主人曰く、今は物置になっているという。
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長野県 / 2010.05.20 17:29 / TB[0] / CM[0]


上野原温泉 牧之の宿・のよさの里
温泉名・施設名:上野原温泉 牧之の宿・のよさの里
場所:長野県下水内郡栄村上野原 [地図]
訪問日:2004.05.15(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

前項から続く(ブログ参照)。
秋山郷の温泉、5つ目は上野原温泉「牧之の宿・のよさの里」。

牧之(ぼくし)の宿・のよさの里は、江戸時代のこの辺りの暮らしと文化を再現した宿泊施設で、日帰り入浴も可能。オートキャンプ場も併設する。昭和63年開業。
秋山郷を初めて世に紹介した江戸時代の文人、鈴木牧之にちなんで「牧之の宿」と名付けられた。

牧之の宿・本家。建造当時は本物の茅葺屋根だった。
長い渡り廊下で7つの1戸建の分家(離れの客室)へと繋がっている。
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ここの名物は何と言っても露天風呂である。内風呂は本館にあるが、露天風呂は渡り廊下を渡った先にある。手前の内風呂は置いておいて、先に露天風呂へと向かう。

岩造りの広めの露天風呂。開放感があり、雄大な鳥甲(とりかぶと)山を見ながら入浴することができる。
この時は、遠くの残雪のある鳥甲山と近くの新緑の木々のコントラストがなかなか画になった。
noyosanosato_03.jpg
湯は無色透明無味で、いわゆる塩素消毒の臭いがした。

内風呂。湯口からはおそらく源泉と思われる湯が注がれており、掛け流し状態。
湯は無色透明で、露天風呂とは異なり、わずかにしょっぱく、たまご味がし、微硫化水素臭がした。
noyosanosato_02.jpg

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長野県 / 2010.05.16 08:37 / TB[0] / CM[0]



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