温泉名・施設名:切明温泉 川原の露天風呂
場所:長野県下水内郡栄村切明
[地図]訪問日:2009.05.01(金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆
前項から続く(
ブログ参照)。
秋山郷の温泉、9つ目は切明温泉の川原の露天風呂。
切明温泉の宿(
ブログ参照)の脇には中津川が流れており、川原の一部エリアからは温泉が湧き出ている。
無料で開放されており、誰でも自由に自分好みの露天風呂を作ることができる。切明温泉「
雄川閣」の駐車場が開放されているので、車の場合はそこに停めることができる。
温泉の湧く川原へ行くには、3軒の温泉宿のある中津川右岸から吊り橋を渡って左岸へ渡り、川の上流へ向かって未舗装の道を200m程歩く。

中津川には透き通った綺麗な水が流れており、岩魚の釣り場としても有名らしい。

この辺りが温泉の湧く川原である。
窪みに水が溜まっている箇所がいくつもあるのが分かるだろうか。これらは先人が作った露天風呂である。

大きな管を輪切りにしたようなものが置かれており、この中の地中から源泉が自然湧出している。この川原の中では最も湧出量が多いと思われる。
まるで円形の露天風呂のようで、入浴したい葛藤に駆られるが、源泉の温度が高いため(約54度)、普通の人はまず入れないだろう。
湯は無色透明で、わずかにしょっぱく、微硫化水素臭がする。

手掘りの露天風呂という謳い文句だが、川原は岩や石がゴロゴロしていて硬く、正直手で掘るのはかなり大変である(重機でもあれば話は別だが(笑))。また、源泉は熱いので、川の冷たい水を入れて温度調整する必要がある。
もっとも、下記のように立派な露天風呂が既に出来ているので、それを利用するのが利口である。

この日ではないが、かつて入浴した時の様子(2004.05.15)。浅い…(汗)。

大自然の中の露天風呂で開放感は抜群。秋山郷に来たのなら、ぜひとも寄りたいスポットである。
全身浴するには結構大変だが、足湯・手湯としても楽しめる。また、恥ずかしければ、水着で入っても問題ないだろう。
最後に案内看板にあった注意書きを書いておく。ルールを守って楽しむべし。
・川の増水時の利用は絶対におやめ下さい。
・河原でのテント張り、キャンプは禁止です。
・吸い殻、空缶、ゴミ等は必ずお持ち帰り下さい。
これにて今回の秋山郷の温泉紹介を終わるが、まだ訪問していない温泉宿もあるので、また機会を見て訪れたい。
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