温泉名・施設名:竜ヶ窪温泉 竜神の館
場所:新潟県中魚沼郡津南町大字谷内7031
[地図]訪問日:2010.10.31(日)
泉質:ナトリウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
名水百選の竜ヶ窪付近にある、竜ヶ窪温泉「
竜神の館」。
竜神の館は、付近の竜ヶ窪の池の竜神伝説をモチーフにした日帰り温泉施設である。
斬新でユニークなデザインの外観である。

竜の曲がりくねった肢体をイメージしたという「竜神の湯」と、鎮守の森の木もれ陽をイメージしたという「縄文の湯」が、1週間毎に男女入れ替わる(水曜日入れ替え)。
この日入ったのは、縄文の湯だった。浴室に入ると、火焔土器(の湯口)が出迎えてくれる。
湯は淡い黄色透明で、油臭?臭素臭?のような臭いがし、しょっぱい。肌はつるつるする。なかなか濃厚な温泉である。

内風呂は縦長で、一番奥に小さな窓がある。内風呂と露天風呂は浴槽が繋がっており、その窓を通って行き来できる。
なお、ここを通らなくても露天風呂へは行ける(冬季は行けない?)。
露天風呂の全景。内風呂よりもはるかに広い。

前述の小さな窓を通って外に出ると、ここに出る(ジャグジー風呂)。屋根付き。
露天風呂はかなり広いが、冬季は狭くなる。かつて冬に訪れたときは、このエリアだけ開放されていた。

寝湯。4人まで入れる。

このエリアは、湯温を下げにくくするためなのか、保温シートの蓋(?)がしてあった。

外にサウナ専用の建物がある。隣りに水風呂もあり。

ここは泉質が良く、露天風呂も広々しており、個人的にお気に入りの温泉である。万人にお勧めできる。
さて、ここへ来たのなら、すぐ近くの環境省選定 名水百選の竜ヶ窪へも立ち寄るべし。竜神の館から車で数分である。
駐車場から徒歩数分で飲泉所があるが、龍の首から上だけがひょっこり出ていて、初めて見たときちょっと笑ってしまった。

さらに数分進むと、竜ヶ窪の池がある。
毎日43000トンが湧出し、池の水が1日に1回まるまる入れ替わる計算になるという。

透き通った水で満たされており、何だか神秘的な美しさがある。

ちなみに、ここの名水で作った「名水豆腐」は竜神の館の名物である。
2019.12.14追記
2019.11.21より冬季休業で、再開未定とのこと。個性的な温泉ではあったが、経営は悪化していたという。
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