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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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角神温泉 ホテル角神
温泉名・施設名:角神温泉 ホテル角神
場所:新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11840 [地図]
訪問日:2005.04.10(日)
泉質:ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 他
日帰り入浴料金:1000円 (大タオル貸出(小タオル進呈)付き)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

12万平方メートルの敷地面積を持つリゾートホテル、角神温泉「ホテル角神」。

角神温泉は1軒宿のホテルで、泉質の異なる2つの自家源泉を持つ。リゾートホテルらしく、スキー場(ペアリフト)、テニスコート、プール(子供用)、結婚式場などの設備を有す。
(この日は宿泊利用したのだが、)かつて日帰り入浴はできなかったと思うが、この度調べたら日帰り入浴できるようだ(1000円と高めだが)。

敷地内に入り、エントランスまでは桜の並木道。4月下旬には見事な花を咲かせる。この日は4月上旬で、まだまだつぼみだった。
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敷地内にある「角神スキー場」。ホテル宿泊客以外も利用できるが、小さなスキー場のため、ほとんど、ホテルのプライベートゲレンデと言った印象(設備メンテナンスのため、2010-2011年度のスキー場の営業はなし)。
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浴場は本館に1箇所(内風呂+露天風呂)、別館に1箇所(内風呂)、野外に貸切野天風呂がある。
新館の湯船には、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉の源泉(4号井)を使用しており、別館と野天風呂の湯船には、ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉の源泉(5号井)を使用している。

新館の展望大浴場「川の湯」。(下記画像では暗くて全く見えないが)窓から阿賀野川を望むことができる。
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露天岩風呂「阿賀の湯」。この男性側の露天風呂は、かつては(この時も?)女性も入浴できたと思うが(すなわち混浴)、現在は男性専用のようだ。浴槽の脇に脱衣場があるのは、混浴に来た女性客用なのかも知れない。
tunogami_04.jpg

開放感のある素晴らしい造りの露天風呂である。阿賀野川や山々の自然を見ながら入ることできる。
浴槽自体には湯の成分の色が染み付いているが、湯自体はほとんど無色透明無味無臭であった。
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ホテルから少し歩いたところにある貸切野天風呂「荒戸の湯」。宿泊客は40分無料で利用できる。
「一ノ湯」と「二ノ湯」があり、二ノ湯の方が浴槽が大きい。
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源泉(約41度)を加温なしで掛け流している。この時はかなりぬるく感じた。体感で38度くらいか。
湯は黄土色に濁っており、鉄っぽい臭いと味がする。
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この野天風呂、湯がぬるく、ホテルからも少し離れているため、時季によっては寒いのが少々弱点か。

別館の展望大浴場「山の湯」は、野天風呂と同じ源泉であるが、加温してあり適温であった。大きな窓からの眺めも良かった(なぜか写真を撮り忘れた…)。

リゾートホテルでありながら、濁り湯が秘湯っぽさも出している。周りは自然に囲まれ、四季折々景色を楽しめそう。
食事はボリュームもあり、大変美味しかった。お勧めできる宿である。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「ホテル角神」のページを開きます)



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阿賀町 / 2010.12.30 08:05 / TB[0] / CM[0]


寺宝温泉 湯治館
温泉名・施設名:寺宝温泉 湯治館
場所:新潟県長岡市寺宝町82 [地図]
訪問日:2009.12.29(火)
泉質:単純温泉など
日帰り入浴料金:600円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

前項(ブログ参照)では、寺宝温泉の日帰り温泉施設「こだわりの湯」を紹介した。今回は宿泊施設「湯治館」を紹介する。

湯治館は2007年7月に開業した宿泊施設。湯治館だけに、全室自炊設備付き(別料金で弁当なども頼める模様)。温泉付きの客室もある。

開業時は日帰り入浴出来なかったが、7時~10時の時間限定で開放を開始した。料金は当初800円だったが、600円に値下げされた(2人では1000円(だったが、現状不明))。
隣接する日帰り温泉施設が老朽化のため(?)2010年12月末で閉鎖され、2011年1月から湯治館に一本化され、終日日帰り入浴を受け付ける。

ちょっとマンションぽい建物。バリアフリー完備。
jiho_touji_01.jpg
浴場は「西側浴槽」と「東側浴槽」があり、内風呂は同じような造りだが、露天風呂の造りが異なる。西側は岩造り、東側は約20トンの大きな石をくり抜き造ったものである。桧風呂は両方にある。
全ての浴槽が源泉掛け流し(寺宝温泉では、"掛け捨て"と表現)。

この時は男湯が西側浴槽であった。
まずは内風呂。同じ造りの浴槽が2つ並んでいる。温度は体感で42度くらい。
公式HPによると、単純泉と食塩泉だという。一号井:単純温泉、二号井:含鉄泉、三号井:二酸化炭素泉で、塩化物泉はなかったと思うが、さらに別な井戸があるのだろうか。(四号井?)

浴場に入って左手にある浴槽。
jiho_touji_02.jpg

浴場に入って右手にある浴槽。「こがねの湯」のプレートあり。
jiho_touji_03.jpg

露天風呂。炭酸泉を加温して使用している。温度は体感で39度くらい。特に湯口付近は泡付きが良好。
湯は紅茶色透明で、モール臭、鉄臭、硫化水素臭のような臭いがする。鉄味&極わずかにしょっぱくも感じた。肌はつるつるする。
jiho_touji_04.jpg
露天の壁に張り紙がしてあり、次のように書いてあった。
「露天風呂は神秘の純生自噴の秘湯泉を使っています。(温泉ではありません)」
いやいや、温泉でしょう。純粋にいい湯なのだから、個人的にこういうのは不要に思う。

桧風呂。炭酸泉を加温なしでそのまま使用している。温度は体感で35度くらい。入ると一瞬ひんやりするが、慣れてくると気持ちが良くなってくる。
入っていると全身に大量の気泡が付いて体が真っ白になる。良質の炭酸泉で、かつ、源泉の鮮度がいい証拠であろう。気持ちのいいこと、この上なしだ。
jiho_touji_05.jpg
この時は気が付かなかったが、ロビー付近に飲泉コーナーもあるようだ。

隣接する日帰り温泉施設と同様、源泉掛け流しの素晴らしい湯を堪能できる。特に桧風呂の泡付きは最上級の浴感である。
湯治を前面に打ち出した宿は、新潟県では珍しいように思う。大変良質の温泉であるので、湯治には持って来いの宿であることは間違いない。
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長岡市 / 2010.12.26 08:08 / TB[0] / CM[0]


寺宝温泉 こだわりの湯
温泉名・施設名:寺宝温泉 こだわりの湯
場所:新潟県長岡市寺宝町82 [地図]
訪問日:2009.04.17(金)
泉質:単純温泉など
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

良質な3つ源泉が楽しめる、寺宝温泉「こだわりの湯」。

寺宝温泉こだわりの湯は、1999年12月開業の日帰り温泉施設である。2007年7月、隣りに宿泊のできる湯治館が開業した。
建物の老朽化のため(?)2010年12月末で閉鎖され、2011年1月から湯治館に一本化され、そちらで日帰り入浴を受け付ける(2010年12月までは、早朝のみの受け付け)。

こだわりの湯という名前だけあって、湯にはかなりのこだわりを持っているようだ。加水・循環・消毒(浴槽によっては加温)なしで、源泉を掛け流し(寺宝温泉では、"掛け捨て"と表現)で利用している。
かつては、タオルなし700円と強気の料金設定だったこともあるが、2010年から500円に値下げされ、利用しやすくなった。
自身の経験上、休日などは結構混み合う。良質の温泉ゆえに口コミで広まったという。

井戸の深さの異なる3つの源泉があり、一号井:単純温泉(源泉温度約30度)、二号井:含鉄泉(源泉温度約27.5度)、三号井:二酸化炭素泉(源泉温度約38度)と泉質が異なる。
単純泉は内風呂とシャワー(かつて存在した温泉プールでも)、含鉄泉は飲泉所、炭酸泉は露天風呂と桧風呂で利用されている。

建物(内も外も)は、妙にひなびており、B級テイストが漂う。綺麗好きな女性にはちょっと不向きかも…。
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内風呂。一号井の単純泉を加温の上(体感で42度くらい)、源泉掛け流し。
湯は黄金色透明無味で、ほんのりモール臭あり。
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露天風呂。中央に大きなパラソルが設置してあり、多少の雨は防げる。三号井の炭酸泉を加温の上(体感で39度くらい)、源泉掛け流し。結構ぬるいため、季節によっては一度入るとなかなか出られない。
湯は内風呂の一号井よりも色が濃く見え、ほうじ茶のような色をしている。臭いも内風呂よりも強く感じ、モール臭、鉄臭、硫化水素臭のような臭いがする。肌はつるつるする。
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奥の湯口付近。少し白く濁っているように見えないだろか。実は白く濁っている訳ではなく、細かな気泡が出てきているのだ。この気泡は炭酸で、体にその炭酸が大量に付いて大変気持ちがいい。それゆえ、この湯口付近は人気があり、激戦区である。
炭酸泉とは言え、湯の鮮度が良くないと、これ程の泡は付かないだろう。
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桧風呂。屋根付き。三号井の炭酸泉をそのままで(体感で36度くらい)、源泉掛け流し。3つの浴槽の中で、泡付きが最も顕著である。しばらく入っていると全身が気泡で真っ白になり、感動ものである。
3~4人は入られる大きさではあるが、1人でゆうゆう入っていることもあり、そんな時はちょっと入りにくい(苦笑)。また、湯温が最も低いため、1人で何十分も入っていることが多く(施設では40分を推奨している)、なかなか空かない浴槽である。
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ロビーには飲泉所がある。二号井の含鉄泉を飲むことができるが、この時は休止中だった(その後再開?)。
かつて飲泉した時は鉄っぽい味がした。
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泡付き最高。この泡付きの多さは新潟県内ではトップか。やみつきになりそうな温泉である。
次項では、同温泉の湯治館を紹介する(ブログ参照)。
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長岡市 / 2010.12.22 08:20 / TB[0] / CM[0]


赤倉温泉 お宿 ふるや
温泉名・施設名:赤倉温泉 お宿 ふるや
場所:新潟県妙高市赤倉549-6 [地図]
訪問日:2010.10.02(土)
泉質:カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
日帰り入浴料金:600円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。

妙高高原温泉郷の湯巡り8箇所目にして本日最後の湯は、赤倉温泉「お宿 ふるや」。期間限定の「湯めぐりチケット」を使用。

この日の湯巡りで、燕温泉の硫化水素臭、関温泉の鉄臭など、体中から異様な臭いがしていた(苦笑)。最後は比較的柔らかい赤倉温泉で体を洗い直すことにした。
赤倉温泉の旅館にはあまり入浴したことがないので、どこでも良かったのだが、湯めぐりチケットが使えて、さらに露天風呂のあるこの宿に決めた。

ふるやは、赤倉温泉街の一角にあり、赤倉温泉の中では中規模の和風旅館である。
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浴場は、畳敷きの「畳の湯」と十和田石を敷き詰めた「石の湯」がある。
この日入ったのは、畳の湯である。浴場の床が畳(い草ではないと思うが)になっており、大変面白い。
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浴槽には3つの区画があり、上記画像手前の区画は少し深くなっているのだが、かなりのヌル湯である。おそらく35度以下である。
湯は無色透明でほとんど無味だが、硫化水素臭がする。白い湯花が見られた。

いわゆる寝湯の「ねそべり湯」。2人用。
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木造の露天風呂。かなり熱めで、ほとんど入られなかった。
周りを板で囲まれており、入浴しながらの眺めは良くない。
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立ち上がると、眺めはなかなか良い。
akakura_huruya_05.jpg

これにて、妙高高原温泉郷の湯巡りは終了。このエリアはまだまだ入りたい温泉が沢山ある。
今年(2010年)販売された「湯めぐりチケット」、来年以降も企画してくれることを切に願う。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「お宿 ふるや」のページを開きます)


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妙高市 / 2010.12.18 10:18 / TB[0] / CM[0]


関温泉 うぐいすの初音
温泉名・施設名:関温泉 うぐいすの初音
場所:新潟県妙高市関山6087-12 [地図]
訪問日:2010.10.02(土)
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
日帰り入浴料金:平日600円、休日・休前日700円
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。

妙高高原温泉郷の湯巡り7箇所目は、関温泉「うぐいすの初音」。期間限定の「湯めぐりチケット」を使用。
「うぐいすの初音」は、かつて「はつねや旅館」として営業していたが、2007年4月にコンセプトを一新してリニューアルオープンした。客室は4部屋しかないが、全て露天風呂付き客室である。そのため、宿泊料金は少々高めである。

新潟温泉大図鑑(ブログ参照)には、日帰り入浴できるようには書いていなかった。「湯めぐりチケット」限定で開放したのかと思い、ここぞとばかりに駆けつけたのだが、この度入手した宿のパンフレットには、日帰り入浴も受け付けていることがしっかり明記されていた(ちょっとがっかり)。

関温泉街。
2004年9月、源泉と全ての宿の大浴場で科学的な分析を行い、その分析結果をもって「源泉100%かけ流し宣言」を行った。
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初音は関温泉街の入口に位置する。モダンなデザインの外観。
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浴室は内風呂の「神仙の湯」と「明神の湯」がある。宿泊客は無料で貸切りできるという。
今回入浴したのは神仙の湯である。
浴場のドアを開けたら、油のような天然ガスのような強い臭いがした(温泉の臭い??)。
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関温泉は赤く濁った湯で知られているが、ここの湯はわずかに茶褐色に濁った程度で、予想していたよりも薄い色であった。温泉成分の鉄分が酸化すると湯が赤く濁るのだが、色が薄いのは酸化が進んでおらず、鮮度がいい証拠であろうか。
湯はわずかにしょっぱく、酸っぱさも感じた。鉄味、鉄臭もある。大変いい湯である。

湯は間違いなくいいのだが、内風呂だけでは少々物足りない。やはりここは宿泊してなんぼであろう。
館内は木をふんだんに使い、照明と共に温かみのある館内を演出していた。いつか、こんな宿に泊まってみたいなぁ。

さて、関温泉と赤倉温泉を結ぶ関・赤倉線(県道396号線)沿いに、「不動滝(大滝)」と呼ばれる滝がある。
妙高エリアには沢山の滝があるが、この滝もなかなか見応えがある。
seki_hatune_04.jpg

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「うぐいすの初音」のページを開きます)


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妙高市 / 2010.12.15 08:20 / TB[0] / CM[0]



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