温泉名・施設名:大和温泉物語の湯 大和温泉物語
場所:広島県呉市宝町2-50
[地図]訪問日:2006.03.31(金)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉
日帰り入浴料金:1100円 (タオルなし) 早朝割引あり
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
前項(
ブログ参照)から続く。
有馬温泉をあとにして、新幹線で広島県へ向かい、広島市で観光した後、本日の最終目的地である呉市に到着。
この日最後の湯は、大和温泉「
大和温泉物語」。
大和温泉物語は24時間営業の温泉施設。2005年10月開業。日帰りメインかと思うが、宿泊もできる。小学生未満の入館は不可。
呉市は旧日本海軍の戦艦「大和」ゆかりの地であり、そこから「大和」と名付けられたのであろうか。
料金体系は下記の3つある。深夜1時を過ぎると、深夜料金500円がかかる。また、①②のコースは10時間を越えると、1時間につき延長料金200円がかかる。
① さっぱりコース(1100円):最大10時間。貸しタオル・館内着無し
② ゆったりコース(1600円):最大10時間。貸しタオル・館内着付き
③ 朝風呂コース(700円):最大2時間(AM6:00~8:00の入館に限る)。貸しタオル・館内着無し
宿泊できる客室が5つあるが(別料金)、睡眠はレストルームでも可能。レストルームには、TV付き電動リクライニングシートが用意されている。なお、レストルーム利用の際は、館内着が必要である(即ち、ゆったりコースにするか、別途館内着を借りる必要がある(300円))。
ちなみに、深夜12時頃になると全てのシートが埋まり、通路で寝ている人もいた。
JR呉駅の南側徒歩1分の所に立つ複合商業施設「レクレ」の5~6Fにある。駅のホームからも良く見える。

内風呂は男湯・女湯が固定であるが、露天風呂は洋風・和風が男女毎日入れ替わる。露天風呂のみ入れ替わるというのも珍しい気がする。
主浴槽。天然温泉ではあるが、循環している。無色透明で、臭い・味の記録(記憶)なし。

左側はジェット水流付きのエステバス。右側は電気風呂。初めての人はビリビリ注意。

露天風呂エリアは階段を上り、6F屋上にある。この日は男湯が和風だった。
まずは、一番奥の岩造りの源泉掛け流し風呂へ。唯一の源泉掛け流しの浴槽で、湯は赤褐色に濁り、かなりしょっぱく、臭素のような油臭のような独特な臭いがした。成分総計約24600mgのかなり濃厚な温泉である。

岩造りの生薬湯。月替わりで生薬が変わる。

座湯。下は足湯で、背中、尻部分もお湯が流れ、妙に気持ちが良い。バックの竹も風流である。天然温泉使用。

壺湯。入ると大量に溢れ出る湯が、何とも贅沢である。

この他にも、寝湯、打たせ湯、洞窟風呂、洞窟蒸気サウナなどがある。
浴槽の種類も豊富で、設備も充実している。また、濃厚な源泉が素晴らしい。大変お勧めできる施設である。
この日、私は22時にゆったりコースで入り、深夜料金を払い、翌朝8時に出た。2100円の格安料金で泊まることができた(最安は1900円)。宿泊代を安く抑えたい人にもお勧めである。
さて、ここからすぐ近くには「大和ミュージアム」がある。今回の旅行のお目当ての一つで、朝一で観光した。
10分の1スケールの戦艦「大和」を始め、「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」、特攻兵器「回天」の実物など、貴重な資料を見ることができる。


この後、尾道へ行き、映画「男たちの大和」のロケセットを見学(既に公開終了)。

大和づくしの広島観光を終え、神戸へと向かった。次項へ続く。
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