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Since 2008.05.17

気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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あつみ温泉 湯の里橋 飲泉所
温泉名・施設名:あつみ温泉 湯の里橋 飲泉所
場所:山形県鶴岡市湯温海 [地図]
訪問日:2009.10.17(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

この日は、あつみ温泉に早朝に訪問し、一部の温泉施設を巡ったので、順に紹介する。

あつみ温泉の開湯は1000年前とも1300年前とも言われ、大変歴史のある温泉地である。
温海川沿いに大小10数軒の宿と3ヶ所の共同浴場、土産屋などで温泉街を形成している。無料の足湯が3ヶ所、飲泉所が2ヶ所ある。
あつみ温泉の"あつみ"を漢字で書くと"温海"であるが、あえて平仮名にしているのは、読み方が難しいかららしい。

温海川沿いの市道(かじか通り)は、歩道が整備されており、ベンチなども設置されている。
桜並木でもあり、春は花見客で賑わうという。
atumi_insenjyo_05.jpg

温泉神社拝所の前にある朝市広場。
毎朝(4/1~11/30の5:30~8:30)、朝市が開かれている。
atumi_insenjyo_04.jpg

共同浴場は、「正面湯」、「下の湯」、「里の湯」の3つある。
その中の一つである「里の湯」。他の2つと異なり、温泉街からは少し離れている。
午後2時からの営業のため、早朝訪問の今回の入浴は諦めた。
satonoyu_01.jpg

足湯は、「あんべ湯」、「もっけ湯」、「もっしぇ湯」の3つある。変わったネーミングだが、全て方言が使われている。
その中の一つである「もっしぇ湯」。かじか通りのカフェ「チット モッシェ」の前にある。
mocheyu_01.jpg

早朝の訪問だったからなのか、湯が張られていなかったので、今回の入浴は諦めた。
mocheyu_02.jpg

さて、今回紹介する施設は、2つある飲泉所の一つである「湯の里橋 飲泉所」である。
温海川にかかる「湯の里橋」の上にある。
atumi_insenjyo_01.jpg

橋の欄干の一部が飲泉所になっている。橋の上の飲泉所なんて、かなり珍しいように思う。
atumi_insenjyo_02.jpg

湯飲みも用意されている。湯は無色透明で、たまご味+微塩味がし、硫化水素臭のような油臭のような独特の温泉臭を感じる。
結構熱めであるが、なかなか美味しいと感じた。
atumi_insenjyo_03.jpg

もちろん無料なので、お気軽にどうぞ。

次は共同浴場「正面湯」を紹介する。次項(ブログ参照)へ続く。

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山形県 / 2011.10.31 08:13 / TB[0] / CM[0]


寺泊温泉 北新館
温泉名・施設名:寺泊温泉 北新館
場所:新潟県長岡市寺泊年友1039 [地図]
訪問日:2009.05.30(土)
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、ナトリウム-塩化物強塩泉
日帰り入浴料金:600円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

2つの異なる泉質の源泉を持つ、寺泊温泉「北新館」。

北新館は、寺泊の山間にある一軒宿である。寺泊にあるが、海からは少し離れており、海は見えない。

源泉は昭和3年より使用している年友1号井、昭和49年より使用している年友2号井の2つあり、泉質が全く異なる。
1号井は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、2号井は、ナトリウム-塩化物強塩泉である。2号井は同時に天然ガスも採れ、冬場の暖房に使われるという。

1号井に関して、訪問時の温泉分析書では、総硫黄の含有量で温泉法の基準を満たす温泉(泉質名の付かない、いわゆる規定泉)だったのだが、その後の分析で前述の泉質の療養泉となった模様。
新しい温泉分析書は見ていないが、少なくとも倍の濃度になっていると思われる。中越地震などの大きな地震で泉質が変わったところもあるが、ここもその一つであろうか。
hokushinkan_01.jpg
男女共、それぞれの源泉の浴槽が用意されている。2号井源泉使用の足湯もできたようだが、未確認。

浴室に入って右手にある、2号井源泉の浴槽。
温泉成分のせいか、析出物がこびり付き、かなりひなびた浴槽になっている。
hokushinkan_02.jpg
オーバーフローのある源泉掛け流し。かなりぬるく、非加熱の可能性もある(源泉温度は36.6度)。
湯は黄白色に濁っており、強食塩泉だけに結構しょっぱい。臭いはそれほど感じなかった。肌はつるつるする。

湯花が沈殿しており、撹拌すると茶・黒色の湯花が大量に舞う。結構大きいものも漂い、綺麗好きの人はちょっと引くかも…。
下記は、湯花が漂う様子。
hokushinkan_05.jpg

部屋が仕切られており、もう一方の部屋に、もう一つの浴槽がある。
hokushinkan_03.jpg

1号井源泉の浴槽。無色透明無味で、わずかに硫化水素臭がするような気がする程度。2号井に比べると、かなりおとなしめ。
源泉は13.4度のため加熱してあり、浴槽内は適温であった。
hokushinkan_04.jpg

外にある貯水槽。実はここにも2号井の源泉が供給されている。
露天風呂ではないので、入ってはいけない。って誰も入らないか(笑)。
hokushinkan_06.jpg

全く異なる泉質の2種類の温泉を楽しめるのは、新潟県内では珍しいように思う。それだけに私の評価は高い。お勧めである。

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長岡市 / 2011.10.26 08:20 / TB[0] / CM[0]


寺泊海岸温泉 田甚
温泉名・施設名:寺泊海岸温泉 田甚
場所:新潟県長岡市寺泊大町7700 [地図]
訪問日:2009.05.30(土)
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆

寺泊の割烹旅館、寺泊海岸温泉「田甚」。

寺泊海岸温泉は4軒の宿からなる温泉地である。その名の通り、寺泊の海岸沿いに建つ。
田甚はこの温泉地で最も小さい宿であり、(おそらく)唯一日帰り入浴ができる宿である。

新館と旧館からなる。明治時代に作られた部屋もあるという。
下記画像は旧館。(非常に分かり難いが)階段脇に表玄関がある。奥に新館がある。
tajin_01.jpg

周りを岩で囲んだこじんまりとした浴槽。ジェット水流付き。露天風呂はない。
tajin_02.jpg
冷鉱泉を沸かした湯は無色透明無味無臭で、温泉感は乏しい。
掲示された温泉分析書によれば、硫化水素臭を有すとあるが、加水循環され、臭いは飛んでしまったのであろう。

温泉の泉質目的で来るところではないが、海水浴や釣りのあとに一風呂浴びるのには丁度良いかも知れない。

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長岡市 / 2011.10.21 08:16 / TB[0] / CM[0]


伊香保温泉 露天風呂
温泉名・施設名:伊香保温泉 露天風呂
場所:群馬県渋川市伊香保町伊香保18 [地図]
訪問日:2009.11.28(土)
泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:450円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。

前項の飲泉所から、さらに山側へ進むと、「伊香保温泉 露天風呂」がある。子宝の湯として親しまれている。
その名の通り、露天風呂であり、内風呂や洗い場はない。
ikaho_roten_01.jpg

すぐそばに第2号源泉湧出口があり、ドーム型のガラス越しに見ることができる。
源泉の脇に露天風呂が作られた形である。そのため、源泉の鮮度は申し分無いと言えよう。
ikaho_roten_03.jpg

土曜日の昼過ぎの訪問だったため、大変混み合っていた。
浴槽は女風呂と繋がっているが、仕切りがあって行き来はできない。かつては混浴だったという。
ikaho_roten_02.jpg
画像奥が熱湯42度、手前がぬる湯で38度。
湯は薄い黄色白濁で、鉄味鉄臭がする。黄金の湯の色とされる茶褐色ではなかったが、色は酸化により着くので、逆に鮮度が良いということであろう。

露天風呂の前の通りに、パイプを通して水が垂れ流されていた。左側が「河の湯」、右側が「山の水」と書いてあった。
ikaho_roten_04.jpg
「水・湯共に飲用できません」とも書いてあったが、気にせず飲んでみた。どちらも全くの無色透明無味無臭であり、隣りで湧く黄金の湯の源泉ではないことは明白である。
ちなみに、河の湯は38度あったので、れっきとした温泉ということになる。

伊香保温泉へ行ったら、日帰りであろうと宿泊であろうと、ぜひとも訪れたいスポットである。
これにて伊香保温泉の日帰り観光は終わり。次は宿泊で訪れたいものである。

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群馬県 / 2011.10.17 08:20 / TB[0] / CM[0]


伊香保温泉 飲泉所
温泉名・施設名:伊香保温泉 飲泉所
場所:群馬県渋川市伊香保町伊香保 [地図]
訪問日:2009.11.28(土)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。

前項の石段街を登りきり、さらに湯元通りを山側へ進むと、「伊香保温泉飲泉所」がある。
もちろん、誰でも無料で利用できる。
ikaho_insen_01.jpg

左側が黄金の湯の第5号源泉で、右側は普通の水。飲み比べ、口直しができる飲泉所も珍しいように思う。
ikaho_insen_02.jpg
源泉は鉄味鉄臭がする。湧出時は透明だが、空気に触れると酸化して茶褐色になる。
お世辞にも美味しいとは言えないが、貧血や胃腸に効能があるという。
なお、この5号源泉の泉質は、いわゆる黄金の湯の泉質である硫酸塩泉ではなく、単純温泉である。成分的に若干薄めである。

飲泉所の近くにある、朱塗りの「河鹿橋」。周囲にはモミジやクヌギの木があり、紅葉で真っ赤に染まる様は見事だという。例年、紅葉の時期はライトアップも行われる。
訪問時は11月下旬で、葉は全て散り、ちょっぴり寂しい感じだった。
ikaho_insen_03.jpg

橋の下には茶褐色の水が流れている。おそらく、黄金の湯の源泉のこぼれ湯であろう。
ikaho_insen_04.jpg

歴史のある黄金の湯の源泉が飲めるのは嬉しい。ぜひ記念にどうぞ。
次項は露天風呂を紹介する。

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