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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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岩室温泉 松屋
温泉名・施設名:岩室温泉 松屋
場所:新潟県新潟市西蒲区岩室温泉605 [地図]
訪問日:2011.03.12(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:日帰り入浴不可
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

前項から続く(ブログ参照)。

この日は、「アートサイト岩室温泉2011」限定の「湯めぐりパスポート」(ブログ参照)を使用して温泉を周った。
湯巡り1湯目は、岩室温泉「松屋」。

割烹旅館である松屋は、岩室温泉の中で、最も小さい宿の一つである。200年以上の歴史を持つという。
浴室は2つある。一つは天然温泉を使用した「霊雁の湯」、もう一つは「家族風呂」で、セラミックス(遠赤外線)の活性炭素の循環式風呂である(非天然温泉)。共に内風呂のみ。どちらも貸切で利用できる。
残念ながら、普段は日帰り入浴は受け付けておらず、宿泊するか、日帰りプランを利用するしかない。今回はイベント限定で入浴することができた。

入口。スクリーンに映像が映し出されていた。これもアートかな?
matuya_01.jpg

玄関を入ると、正面の部屋にもアートが展示されていた。
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浴室への廊下から見えた中庭。なかなか趣のある日本庭園である。
matuya_02.jpg

この日は霊雁の湯に入浴させてもらった。
円形のこじんまりとした浴槽。湯は無色透明で、油臭+硫化水素臭がし、しょっぱい。
循環なしの源泉掛け流しであり、私が入った岩室温泉の宿の中で最も濃い印象。ちょっと感動してしまった。
matuya_04.jpg

湯口付近に石が敷いてあるが、その石に大量の湯花がまとわり付き、元々の石の色が分からなくなる程。
浴槽内も大量の湯花が漂う。
matuya_05.jpg

窓から入ってきた光が湯気に反射して、ちょっぴり幻想的な雰囲気を演出してくれた。
matuya_06.jpg

岩室温泉の源泉の素晴らしさを堪能できる宿である。
日帰り入浴はできないため、気軽には利用できないかもしれないが、お勧めできる宿である。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「松屋」のページを開きます)


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新潟市 / 2012.02.28 08:15 / TB[0] / CM[0]


岩室温泉 いわむろや 足湯(その2)
温泉名・施設名:岩室温泉 いわむろや 足湯
場所:新潟市西蒲区岩室温泉96-1 [地図]
訪問日:2011.03.12(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:無料 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆

2011年3月5日~13日に「アートサイト岩室温泉2011」というイベントが行われた。
これは、武蔵野美術大学の学生が、卒業制作を岩室温泉の旅館などの施設に展示し、合わせてさまざまなイベントを行うというものである。2003年に第1回が開催され、以後隔年で開催されている。

期間中、「湯めぐりパスポート」というものが、「いわむろや」や各旅館で販売された。
パスポートは1枚1200円で、この企画に参加した岩室温泉の旅館9軒で、3回の入浴ができる(1回あたり400円と格安!)。

参加旅館(湯めぐりパスポート掲載順)
① はなやぎの宿 ゆもとや
② 旅亭 松葉屋
③ 旅館 すみのや(天然温泉未使用)
④ 割烹旅館 濱松屋
⑤ ほてる大橋 館の湯
⑥ 割烹旅館 松屋
⑦ 高志の宿 高島屋
⑧ 割烹旅館 小松屋
⑨ 割烹旅館 皆元(天然温泉未使用)

普段日帰り入浴を受け付けていない旅館(濱松屋、松屋、高島屋、小松屋)が参加しているのも、このイベントならでは。

さて、期間中、岩室の観光拠点でもある「いわむろや」の足湯は、普段と異なるデザインになっていた。これも前述の卒業制作の一つである。
普段の足湯については、過去の記事を参照のこと(ブログ参照)。
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中は何と青い。
窓には青いフィルムが張られ、海の生物が描かれている。そう、海中をイメージしているのである。
iwamuroya2_02.jpg

中央には、ミラーボール風のたこのオブジェ。回転している。
iwamuroya2_03.jpg
湯は油臭+硫化水素臭のような臭いがする。湯温も丁度良い。しかし、この青色が何とも落ち着かない。目がおかしくなってくる。
デザインは斬新だが、温泉には不向きと言わざるを得ない(苦笑)。でもまあ、たまにはこういうのもアリかな。

次項では、今回周った各旅館について紹介する。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「岩室温泉」のページを開きます)


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新潟市 / 2012.02.23 08:15 / TB[0] / CM[0]


鵜の浜温泉 鵜の浜人魚館
温泉名・施設名:鵜の浜温泉 鵜の浜人魚館
場所:新潟県上越市大潟区九戸浜241-8 [地図]
訪問日:2011.06.11(土)
泉質:ナトリウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

プールも楽しめる、鵜の浜温泉「鵜の浜人魚館」。

鵜の浜温泉街の中心にある日帰り温泉施設で、1997年に開業した。それ以前は、旧大潟町の公衆浴場だった。
この地には人魚伝説が残っており、鵜の浜人魚館はこれに由来する。人魚伝説は小川未明の「赤いろうそくと人魚」のモデルともいわれている。

温泉施設とプール施設がある。プール施設は、プールだけでなく、ウォータースライダー、気泡湯、圧注浴、採暖浴、打たせ湯、寝湯などがある。
温泉のみは500円、温泉+プールは700円(7・8月は1000円)、プールのみ(7・8月のみ)は700円。プール利用時はバスタオルとガウンが付く。かつては、温泉利用時にもタオルセットが付いていて格安感があったが、現在は付いていない。
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建物の前にある人魚の像。
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入口を入ると受付の手前に食事処「海風」がある(こちらは料金を払わなくても入れる?)。2階には大広間があり、ここでも食事ができる。仮眠室もある。

今回は温泉施設のみ利用した。
浴室はサウナ付と薬草湯付があり、毎日男女の入れ替え。今回はサウナ付の浴室だった(私はサウナが苦手で、あまり利用しないので、ハズレだ)。

広めの内風呂。
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湯は淡い黄緑色透明でしょっぱい。少々いわゆる塩素消毒臭い。肌はかなりつるつるして浴感は大変良い。

湯口にも人魚の像。こちらはスタイリッシュである。
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内風呂に比べ、こじんまりとしている露天風呂。
目隠しがあり、入浴しながらだと、わずかな隙間からしか景色が見えない。
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日本海に沈む夕日。露天風呂で立ち上がれば、良く見える。
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タオルセットは付かなくなったが、500円でも十分良心的な料金である。湯も良く、お勧めできる温泉施設である。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「鵜の浜温泉」のページを開きます)


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上越市 / 2012.02.18 11:58 / TB[0] / CM[0]


大沢温泉 花の湯館
温泉名・施設名:大沢温泉 花の湯館
場所:新潟県新潟市秋葉区天ヶ沢498-1 [地図]
訪問日:2009.08.15(土)
泉質:なし(弱アルカリ性低張性冷鉱泉、メタケイ酸での規定泉)
日帰り入浴料金:500円 (大小タオル付き)
勝手に5段階評価:☆☆☆

旧小須戸町唯一の温泉施設、大沢温泉「花の湯館」。
公共系の日帰り温泉施設で、正式名称は「温泉健康センター 花の湯館」。無料の大広間があり、食事もできる。
タオルセット付き500円と格安だが、タオル無し450円という料金体系もある。
療養泉には該当しないので泉質名は付かないが、メタケイ酸の含有量で温泉法の基準を満たす。
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洋風浴室と和風浴室があり、男女が入れ替わる。

この日入ったのは洋風風呂。和風風呂にも入ったことがあるが、それほど大きな違いはない印象。
円形のジャグジー風呂。その脇にL字型の大浴場がある(ジェット水流付き)。
湯は無色透明無味でほとんど無臭。少々肌のつるつる感はある。
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かつて、ボタン式の打たせ湯があったが、今はそのボタンがなくなっており、打たせ湯自体が廃止されていると思われる。
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極狭で有名な(笑)、露天風呂。隣りにも広いそれっぽいのがあるが、ただの池である。
また、同様に狭いサウナもある。
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ここから3km弱のところに、同様に公共系の「ごまどう湯っ多里館」(ブログ参照)があるが、そちらの方が設備・泉質共に優れている。
しかし、こちらはタオルセット付きの料金が安いので、利用しやすいとも言える。記事が、面白かった、ためになったと感じたら、
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新潟市 / 2012.02.13 08:10 / TB[0] / CM[0]


勝木ゆり花温泉 交流の館 八幡
温泉名・施設名:勝木ゆり花温泉 交流の館 八幡
場所:新潟県村上市勝木862-1 [地図]
訪問日:2009.10.17(土)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
日帰り入浴料金:350円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
新潟県北温泉巡り4湯目にして最後の湯は、勝木ゆり花温泉「交流の館 八幡」。

1996年に廃校になった山北町立南中学校の校舎を利用して、2001年4月に「ふるさと体験の宿 交流の館 八幡」としてオープンした。日帰り入浴の他、宿泊もできる。
ちなみに、同様に廃校を利用した温泉として、新潟県では結東温泉「かたくりの宿」がある。

宿の壁画は、東京芸術大学の学生らにより、旧山北町をイメージ・表現して制作されたという。
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廊下には当時の中学生が作ったと思われるタイルの絵があった。
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浴槽は内風呂のみである。角が丸められた大きな岩で出来ている。
湯は無色透明無臭で、極わずかにしょっぱい。
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湯口。カルシウムや食塩らしき析出物がこびり付いている。
循環無しで源泉を掛け流している。湯口付近は若干独特の臭気を感じた。
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館内は中学校の面影が多く残り、ちょっぴりノスタルジックな気分になった(ここの卒業生ではないが)。
但し、同じ源泉を使用した付近の「ゆり花会館」(ブログ参照)とどちらか片方に入るのなら、設備の充実したゆり花会館となってしまうかなぁ。

これにて新潟県北温泉巡りは終わり。とりわけ湯に特徴があるわけではなかったが、どこも十分楽しめた。
県北の温泉としては、漁火温泉「おと姫の湯」があるが、離島の粟島にあるため、個人的には難易度は高そうだ。
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村上市 / 2012.02.08 08:09 / TB[0] / CM[1]



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