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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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毒沢温泉 神乃湯
温泉名・施設名:毒沢温泉 神乃湯
場所:長野県諏訪郡下諏訪町社7083 [地図]
訪問日:2010.11.27(土)
泉質:含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉
日帰り入浴料金:700円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

この日、諏訪湖周辺の温泉を巡ったので、順に紹介する。
諏訪湖周辺湯巡り1湯目は、毒沢温泉「神乃湯」。

毒沢温泉には「神乃湯」、「宮乃湯」、「沢乃湯」の3軒の宿がある。永禄年間に武田信玄により発見されたとされ、信玄の隠し湯とも言われる。
「毒沢」というちょっと怖い名前の由来は、温泉の成分により沢に魚が住めなくなったため、武田信玄が金鉱または薬水の所在を隠すため、など諸説ある。
神乃湯は、毒沢温泉の最も奥に位置する。医薬に見放された幼少の先代館主がここの鉱泉によって救われて以来、より一層評判が高まり、各地から湯治に訪れる人々でにぎわうようになったという。

林の中で静かにたたずむ様は、まさに秘湯の雰囲気漂う。日本秘湯を守る会の宿。
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浴場は別の建物になっている。さらに奥へ進むと、竜神・水神を奉る神殿がある。
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こじんまりとした内風呂。露天風呂はないが、テラスには出られる。
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湯は茶褐色をしている。この色は鉄分が酸化したものであろう。鉄臭漂う。
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内風呂の脇には一人用の源泉浴槽がある。源泉温度は2度であるため、水風呂である。酸化が進んでおらず、透明のように見えた。
せっかくなのでぜひ入りたかったのだが、冷たすぎて入るのは諦めた…。
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飲泉のできる源泉(上記左上)が用意されている。飲んでみると、渋味、酸味、甘味があり、美味しいとさえ感じた。
今までに飲泉したことのない源泉の味わいで、ちょっと感動した。いかにも効能がありそうである(かつて、この源泉の湯の花は、医薬品と利用されていたという)。

素晴らしい源泉である。まさに「神の湯」。
なお、日帰り入浴は快く応じてくれるが、人気のある温泉だけに、土日は入場制限がかかることもあるようだ(そのように掲示されていた)。
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長野県 / 2012.04.29 08:02 / TB[0] / CM[2]


越後とちお温泉 おいらこの湯
温泉名・施設名:越後とちお温泉 おいらこの湯
場所:新潟県長岡市赤谷179-2 [地図]
訪問日:2012.04.21(土)
泉質:ナトリウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:400円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

長岡市栃尾地域(旧栃尾市)待望の日帰り温泉施設、越後とちお温泉「おいらこの湯」。

越後とちお温泉は、2005年に掘削に成功し、2012年4月30日に「おいらこの湯」としてオープン。
「おいらこの湯」とは栃尾の方言で「私の家のお風呂」という意味らしい。

正式名称は「長岡市高齢者センターとちお」であり、老人福祉センターの形態を取っているため、高齢者(65歳以上)の入館料は250円と安い。
温泉施設では珍しく(?)、団体料金設定があり(20人以上)、2割弱割引になる。しかし、周辺の大型温泉施設と比べると、格段に狭く、団体を受け入れるには少々難があるような…。
また、開館時間が11時にも関わらず、入浴時間が12時~というのも、ちょっと不便。

正式オープンに先立ち、4月21-22日に施設見学会が開かれ、温泉が無料開放された。
早速、無料開放の初日に訪問してみた。11時のオープン直前には行列が出来ていた。
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浴場や大広間は2階にあるため、まずは2階へ。館内は外光をふんだんに取り入れられるデザインになっている。
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大広間。木材を多く使用しており、温かみのある館内を演出している。
長岡産の杉を使用することで、地産地消にも貢献しているという。
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なお、食堂はないが、飲食物の持ち込みは自由。

大浴場。加水なしの源泉100%を循環して使用している。
湯は少し緑がかった黄色で若干の濁りがある。少々油のような独特の臭いがし、しょっぱい。肌はつるつるする。
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守門岳を望める立地条件を生かすために浴室を2階に配置したようだが、露天風呂はなく、外の生垣も高いため、眺めは良いとは言えない。

白湯浴槽(水道水を使用)。水風呂ではない(サウナもない)。
肌が弱い人にも配慮して設置していると係りの人が説明してくれた。
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普段入られない女湯も見学できた。造りは男湯とほとんど同じ。
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1階には家族風呂もある。最大2時間半利用できて、500~600円と格安である。
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外には無料の足湯がある。地元の声を取り入れて設置することになったという。
湯口で46度、湯船で43~44度あり、ちょっと熱め。内風呂よりも濁りと臭いが強く、源泉そのままのように感じた。
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帰り際、足湯が賑わっていた。すぐ隣りには刈谷田川が流れ、遠くには守門岳の雄姿が見えた。
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なぜか駐車場の真ん中付近にある源泉小屋。ただでさえ駐車場が狭いのに…。
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良質の源泉を使用しており、温泉好きにはお勧めである。しかし、日帰り温泉施設としての規模はそれほど大きくなく、食堂もないので、人によっては少しゆっくりしにくい印象を受けるに違いない。
あくまで、老人福祉施設であり、地域の人々の交流の場なのであろう。なお、想定している1日あたりの最大利用人数は100人である。
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長岡市 / 2012.04.22 08:00 / TB[0] / CM[2]


猫魔温泉 裏磐梯猫魔ホテル
温泉名・施設名:猫魔温泉 裏磐梯猫魔ホテル
場所:福島県耶麻郡北塩原村桧原湯平山1171-1 [地図]
訪問日:2010.05.22(土)
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴料金:1200円 (大小タオル付き)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

磐梯朝日国立公園内、磐梯高原(裏磐梯)にある、猫魔温泉「裏磐梯猫魔ホテル」。

裏磐梯猫魔ホテルは、「桧原湖」の湖畔にある西洋風の大きなホテルである。1992年開業。
近くの「猫魔ヶ岳」にある「裏磐梯猫魔スキー場」のオフィシャルホテルでもある。
ここの独自源泉である湯平山源泉を持つ。
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ホテルの前からは日本百名山「磐梯山」の雄姿がよく見えた。
火山の噴火により、少し変わった形をしているのが特徴だ。
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浴場は「オーロラの湯」と名付けられている。男女別になっており、それぞれ大小の大浴場、露天風呂、サウナがある。

かなり大きな大浴場(大)。しかし、温泉は未使用で、沸かし湯である。
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こちらは大浴場(小)。小と言っても、十分広い。一目瞭然、温泉を使用しているのが分かる。
湯は竹色に濁っており、ほとんど臭いは感じないが、わずかにしょっぱい。
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浴室内には、ベンチに座りながら桧原湖を眺められるスペースがあった。
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露天風呂への通路から見える露天風呂。気分を盛り上げる。
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露天風呂。浴槽内はスロープになっており、序々に深くなっている。
こちらの湯は茶褐色に少々濁っている。この湯の色は鉄分によるものである。この湯の色がここの特徴でもある。
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眼前に広がる桧原湖。大自然の絶景を望みながらの入浴は格別であった。
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さて、裏磐梯と言えば「五色沼」も有名である。さまざまな色の沼が沢山あり、トレッキングコースも整備されている。
久しぶりに散策してみたが、心が洗浄された気分になった。
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左上:毘沙門沼、右上:弁天沼、左下:青沼、右下:赤沼

日帰り入浴はタオルセット付きながら1200円とちょっと高いが、泉質は良好で眺めも抜群である。
裏磐梯観光の際にぜひどうぞ。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「裏磐梯猫魔ホテル」のページを開きます)



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福島県 / 2012.04.16 08:24 / TB[0] / CM[0]


岩室温泉 富士屋
温泉名・施設名:岩室温泉 富士屋
場所:新潟県新潟市西蒲区岩室温泉693 [地図]
訪問日:2012.04.07(土)
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:日帰り入浴のみは不可
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

岩室温泉の老舗旅館、「富士屋」を紹介する。明治初期に開業。

これまで他の宿と同じ源泉「岩室温泉(新)」を使用していたが、2012年4月1日から、独自に掘削して得られた新源泉「上ノ郷おんせん」(←掲示されていた分析表ではひらがな表記だった)の使用を開始した。
なお、姉妹館の超高級旅館「ゆめや」と共に「岩室温泉観光協会」からは脱会しており、同協会のイベントには参加していない。

2012年4月1日~8日の間、「新源泉お披露目大感謝祭」が開催され、温泉が無料開放された。
普段は日帰り入浴のみの利用はできないため、この機会に初訪問した。
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期間中、とん汁、おでん、ミニ浜焼き、太巻き、豆乳プリンなどが、手頃な料金で提供された。
また、つきたての餅が無料で振舞われた。

エントランスでは、ミニコンサートが開かれていた。
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12時くらいに無料開放され、一時大混雑した。女湯は入場制限まで発生していた。

男女別の浴場となっており、どちらも内風呂と露天風呂がある。

広めの展望大浴場。
わずかに青みのある透明の湯で、硫化水素臭、たまご味がし、少々しょっぱい。思いの外濃厚な湯で、ちょっと感動した。
いわゆる岩室温泉よりも、「だいろの湯」の多宝温泉に近い印象。
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展望大浴場に連なって泡風呂がある。ここも温泉を使用していた。
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檜の露天風呂。
開放感はあるのだが、よしずが少々邪魔。内風呂の湯よりも加水量が多いのか、少し薄い感じがした。
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露天風呂からは、別名「岩室富士」と呼ばれる「松ヶ岳(松岳山)」が見える。富士屋の屋号はここから来ていると思われる。
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女湯の方は、露天風呂の湯が茶緑色をしていたという。また、富士屋発行のチラシによれば、「浴槽によっては白くなったり、エメラルドグリーンになったり、はたまた青色に見えることもある」とのこと。
硫黄成分を含むため、さまざまな条件で色が変わるのは大変興味深い。

現時点では日帰り入浴のみの利用ができないため、新源泉お披露目のイベントが終わった今、気軽に入浴することはかなわないが、新しい源泉は大変素晴らしく、宿自体も綺麗で接客も良かった。お勧めできる宿である。

↓お得な宿泊プランのある「じゃらん」。(じゃらんの「富士屋」のページを開きます)



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新潟市 / 2012.04.11 00:10 / TB[0] / CM[2]


深層湯温泉 紫雲の郷
温泉名・施設名:深層湯温泉 紫雲の郷
場所:新潟県新発田市藤塚浜966 [地図]
訪問日:2010.05.03(月)
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉
日帰り入浴料金:700円 (大小タオル付き)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

旧紫雲寺町唯一の温泉施設、深層湯温泉「紫雲の郷」。

新潟県立紫雲寺記念公園内にある温泉施設で、オープンは2002年4月。日帰りメインと思うが、宿泊もできる。
館内には3つのレストランがある。公園の利用者向けに、レストランのみの利用もできるようだ(入館料は無料)。
スポーツ施設も充実しており、温水プール、体育館、多目的運動広場、テニスコートがある(有料)。

地下1300メートルの深い層から湧き出た湯だから、"深層湯"温泉なのだろうが、近年掘削された温泉は、そのくらいの深さは珍しくはないため、わざわざ温泉名にするほどでもないような気もする。なお、源泉名は紫雲寺温泉。
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公園内にはチューリップ広場がある(下記はそれではない)。この辺りはチューリップの産地でもある。
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浴室は「藤塚の湯」「紫雲の湯」があり、男女週替わり。この日入ったのは、紫雲の湯だったと記憶している。

大浴場。
湯は茶褐色に少々濁り、アンモニア+油+臭素のような独特な臭気がし、かなりしょっぱい。肌はつるつるする。かなり濃い源泉で、この辺りに多い強食塩泉の特徴を有す。
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大浴場の一角に、打たせ湯がある。ボタンを押すと上から湯が出てくる。
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ジャグジー風呂。
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この他に一つの巨石をくりぬいて作られた巨石露天風呂がある(多くの人が利用していたので、撮影は断念した)。

源泉の成分総計は36870mg/kgもあり、新潟県内屈指の濃度を誇る。
設備も充実しており、お勧めできる施設である。ちなみに、レストランの「塩こくらーめん」が美味かった。
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新発田市 / 2012.04.06 08:10 / TB[0] / CM[0]



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