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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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下条温泉 みよしの湯
温泉名・施設名:下条温泉 みよしの湯
場所:新潟県十日町市下条4-281-3 [地図]
訪問日:2012.11.10(土)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:400円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆

この日(2012.11.10)、「SL信濃川ロマン」号が長岡駅~十日町駅間を走行した。飯山線でSLが走るのは、実に40年振りだという。
磐越西線で「SLばんえつ物語」号を見て以来、SLの魅力に惹かれている私は、SLの見物・撮影がてら湯巡りをしてきた。

上越線を走るSL。上越線のこの区間を走るのも25年振りらしい。
沿線各所で鉄道ファンや地元住民が見送りや写真撮影をしていた。
miyoshinoyu_07.jpg
各停車駅ではそれぞれイベントが行われるため、時間をかけてのんびりと終点十日町駅へと進む。
停車駅の一つである下条駅でじっくり撮影することにし、先回りして、付近の下条温泉「みよしの湯」で一風呂浴びることにした(下車徒歩5~6分くらい)。

みよしの湯は「利雪親雪総合センター」というよく分からないネーミングの施設の中にある日帰り温泉施設である。毎分2000Lを自噴しているという。
休憩込みだと500円だが、入浴のみだと400円である。食事処もある。

下記画像の奥がセンターで、手前が温泉施設である。入口はセンターの方である。
miyoshinoyu_01.jpg

センターの1階はゲートボール場のようだ。
miyoshinoyu_02.jpg

受付は2階にあり、いきなり階段を上らされ、さらに浴場へは別の階段を下らされる。
年配の方々が利用することが多いと思われる施設だが、その辺りを考慮すべきだったのでは?
miyoshinoyu_03.jpg

浴槽は内風呂のみ。湯は黄色透明無味で、ほとんど無臭である。
miyoshinoyu_04.jpg

ジェットバスが2ヶ所ある。窓からの眺めは田舎の田園風景である。
miyoshinoyu_05.jpg
朝一で訪問したので、客も少なくのんびりと入ることができた。
湯の色以外はあまり特徴もなく、それほど綺麗な施設ではないが、B級温泉好きにはお勧めである。

さて、のんびりしすぎて、慌てて下条駅を行くと人がごった返していた。無人駅の下条駅に、これほどまでの人が集まるとは驚きである。
停車していた数分間は大撮影会であった。間近で見るSLはやはり迫力があり、カッコ良かった。
miyoshinoyu_06.jpg
十日町市としては今後もSLの運行をJRに要望しているという。次にSLが飯山線を走るのはいつのことになるだろう。

2018.01.14追記
2017.12.27をもって閉館した。
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十日町市 / 2012.11.28 08:12 / TB[0] / CM[0]


墓間鉄鉱泉(仮)
温泉名・施設名:墓間鉄鉱泉(仮)
場所:新潟県長岡市岩田 [地図]
訪問日:2009.04.17(金)
泉質:不明
日帰り入浴料金:見学無料
勝手に5段階評価:-

前項から続く(ブログ参照)。

柏崎の鉱泉探索の帰りに、久しぶりに墓間鉱泉へ立ち寄ってみた。
墓間鉱泉の以前の記事はこちら(ブログ参照)。

以前同様、井戸からボコボコと天然ガス(?)と一緒に鉱泉が湧いていた。
ただただ捨てられるのはやはりもったいない気がする。何とか有効活用できないものか。
hakama_tetu_04.jpg

その帰り、道路脇の地面が赤茶けている箇所を見つけた。
hakama_tetu_01.jpg

近付いて見てみると、壁に刺さった管から水が出ており、その水が流れている箇所が赤茶けていた。
同じような管が7箇所あり、どこも同じように赤茶けていた。
hakama_tetu_02.jpg

水は無色透明無臭だが、鉄味がした。この色は酸化した鉄分の色であろう。
11度の冷たい水である。勝手に「墓間鉄鉱泉」とでも名付けておこう。
hakama_tetu_03.jpg

成分的に温泉の基準を満たすかどうかは分からないが、墓間鉱泉に行くようなマニアの方は、ついでにどうぞ(笑)。
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長岡市 / 2012.11.22 08:20 / TB[0] / CM[0]


阿相島鉱泉
温泉名・施設名: 阿相島鉱泉
場所:新潟県柏崎市阿相島 [地図]
訪問日:2009.04.17(金)
泉質:不明
日帰り入浴料金:-
勝手に5段階評価:-

前項から続く(ブログ参照)。
柏崎の鉱泉探索4ヶ所目は「阿相島鉱泉」。温泉入浴施設はない。

阿相島鉱泉には次のような話が残る。

かつて、この地には現在の道路とは少し離れた場所に旧道が走っており、その旧道沿いの崖の岩壁から鉱泉が湧き出していた。この鉱泉を汲み上げて、風呂を沸かした湯屋があったという。
この鉱泉は皮膚病によく効くと言われ、人々はあせもができる時期になると、湯に入りに行ったり、鉱泉を桶で家に運んで風呂を沸かしたという。湯屋は昭和の始め頃まで営業していたらしい。

白い湯花が多かったという阿相島鉱泉。その痕跡でも見つからないかと、付近を訪問してみた。

阿相島川(?)。「ソフィアだより」の地図によれば、この辺りに鉱泉が湧いているはずなのだが。
しばらく歩き回ったが全く何も見つけることができない…。
asojima_01.jpg

唯一の収穫は「治三郎の清水」。クセのない、普通に美味しい清水である(目的の鉱泉ではないことは明らか)。
地元の人(?)がたくさんの汲みに来ていた。この辺では有名な清水なのかも知れない。
asojima_02.jpg

残念ながら阿相島鉱泉については何も収穫なし。
これにて柏崎の鉱泉探索は終わり。史跡巡りのような感じで楽しむことができた。
次項では今回の帰りに見つけた長岡のなぞの鉱泉(?)について紹介する。
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柏崎市 / 2012.11.17 08:10 / TB[0] / CM[0]


久米鉱泉
温泉名・施設名:久米鉱泉
場所:新潟県柏崎市久米 [地図]
訪問日:2009.04.17(金)
泉質:不明
日帰り入浴料金:見学無料
勝手に5段階評価:☆☆

前項から続く(ブログ参照)。
柏崎の鉱泉探索3ヶ所目は「久米鉱泉」。温泉入浴施設はない。

この地では、江戸時代の頃から湯が湧き出していたという記録が残る。かつては温泉だった(水温が高かった)が、次第に水温は下がって行った。
昭和初期に、久米鉱泉を使った「湯先(ゆのさき)の湯」という湯屋があったが、太平洋戦争が拡大し、若者が村からなくなるにつれ、寂れていったという。
2007年7月の中越沖地震の被害による断水時、この鉱泉を汲んで自宅で風呂を沸かして入った人もいたという。

かつて湯先の湯があった場所。今はその面影は何も残っていない。
kume_01.jpg
前項の豆焼鉱泉のように、何も収穫がないまま終わりかなと思っていたところに、村人(初老のおじさん)を発見。
この久米鉱泉のことを聞いてみた。

今も鉱泉は湧いていて、冬季は消雪用に使われているとのこと。
数年前に大掛かりな温泉掘削を試みた人がいたが、結局温泉は出なかった(冷泉しか出なかった)という。

おじさんに教えてもらった辺りに行くと、それらしき源泉を発見した。消雪用と思われる設備もあった。
kume_02.jpg
水温は計らなかったが、ぬるかった(25度以上あれば立派な温泉ということになるのだが、ギリギリ足りないか)。
湯は無色透明、ほとんど無味でわずかに硫化水素臭を感じた。

がんばれば人一人入れそうだが、勝手に入ってはいけない。
kume_03.jpg

歴史のある久米鉱泉を体感でき、大満足。次の鉱泉へ続く。
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柏崎市 / 2012.11.11 08:20 / TB[0] / CM[0]


豆焼鉱泉
温泉名・施設名:豆焼鉱泉
場所:新潟県柏崎市安田 [地図]
訪問日:2009.04.17(金)
泉質:不明
日帰り入浴料金:見学無料
勝手に5段階評価:-

前項から続く(ブログ参照)。
柏崎の鉱泉探索2ヶ所目は「豆焼鉱泉」。温泉入浴施設はない。

豆焼鉱泉には次のような伝説が残る。
昔、誤って水溜りの中へさや豆を落としてしまった。しばらくして引き上げたところ、さや豆は煮たように柔らかくなっていた。この水は温かく、試しに裸になって入ってみたところ、皮膚病に効くことが分かった。
さや豆がよく煮えたことから、豆焼という名前が付いたという。その後、地殻変動があったのか、冷泉となった。明治~大正の頃には、この源泉を沸かした数軒の温泉宿があったという。

白い湯花が多かったという豆焼鉱泉。その痕跡でも見つからないかと、付近を訪問してみた。

かつて鉱泉があったという、「豆焼ド」と呼ばれる田畑用の溜池。絵になりそうな、きれいな池である。mameyaki_02.jpg
水面を見たが、白い湯花らしきものは発見できず。

裏手に回ってみたが、それらしき痕跡は何も見つけられず…。
mameyaki_03.jpg

近い場所にあった清水。くせのない普通の清水であり、豆焼鉱泉ではなさそう。
設置してあったコップには、「よだれ清水」と書いてあった。大変ユニークな名前である。
mameyaki_01.jpg

結局、豆焼鉱泉については何も見つけられなかったが、かつて人々を癒したであろうこの鉱泉に想いをはせ、この地を後にした。次の鉱泉へ続く。
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柏崎市 / 2012.11.06 08:20 / TB[0] / CM[0]



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