温泉名・施設名:岩室温泉 高志の宿 髙島屋
場所:新潟県新潟市岩室温泉678
[地図]訪問日:2011.07.07(木)
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:入浴のみは不可
勝手に5段階評価:☆☆☆☆
前項から続く(
ブログ参照)。
この日は、「岩室温泉 冬妻ほたる祭り」限定の「湯めぐりパスポート」(
ブログ参照)を使用して温泉を周った。
湯巡り2ヶ所目は、岩室温泉「
高志の宿 髙島屋」。
岩室温泉の源泉「霊雁の湯」を発見したのは、髙島屋の先祖であるという。
髙島家の七代目が三日三晩同じ夢を見て、その夢に従い村はずれの一帯を探すと傷ついた雁が湯で傷を癒しており、「霊雁の湯」(
ブログ参照)を発見したと言い伝えられている。
建物は江戸時代の庄屋屋敷が生かされており、歴史と風格が漂う。
明治天皇が休まれたという部屋(駐蹕の間)もあり、国登録有形文化財の指定を受けている。
普段は日帰り入浴は受け付けておらず、入浴するには宿泊するか、日帰りプランを利用するしかない。
今回のように、年に数回ある岩室温泉のイベント時に日帰り入浴できることがある。

囲炉裏のあるくつろぎ処(ロビー)。

浴場への途中で、庭園に出られる出入り口があり、ふと覗いてみると、風情のある庭園と一体化するように足湯が設置されていた(「竹林の足湯」)。

舟をかたどった足湯で、(内湯よりも)濃厚の湯が注がれており、少々白濁していた。
素晴らしい庭園を眺めながらの足湯は、至福のひと時である。

浴場は「翁の湯」と「竹生の湯」があり、男女入れ替えになっている。
竹生の湯には、露天風呂の「五右衛門風呂」が併設されている(但し、温泉ではなく、天然水を使用している)。
この日は翁の湯に入浴した。それなりの大きさの浴槽。
湯は無色透明で、わずかにしょっぱい。油っぽい臭いも感じるが、岩室温泉の源泉と比較すると、ちょっと薄い印象。

新潟県内屈指の歴史のある宿であり、一度は宿泊してみたい宿であった。
宿泊は未だ叶っていないが、こういう形で入館・入浴できたことに、大変満足している。
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