温泉名・施設名:貝掛温泉
場所:新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
[地図]訪問日:2011.05.02(月)
泉質:単純温泉
日帰り入浴料金:平日1000円、土日祝1200円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
前項(
ブログ参照)から続く。
この日は南魚沼周辺の温泉を巡った。南魚沼湯巡り4湯目は、貝掛温泉「
貝掛温泉」。
貝掛温泉は開湯が鎌倉時代とも言われる、大変歴史のある温泉である。
戦国時代、上杉謙信が関東攻略の際、将兵の英気を養い、傷を癒すために浸からせたと言い伝えられている。
江戸時代から眼に効く温泉と知られ、「日本三大眼の温泉」の一つとされる。
源泉はメタホウ酸を多く含み(ホウ酸は目薬や洗眼薬に使用されている)、かつては目薬として販売されていた。
宿の直前にある貝掛橋から望む清津川の風景。

山深いところにあり、周囲には他に建物は見当たらない。まさに1軒宿の秘湯である。「
日本秘湯を守る会」の宿。

浴場を入ると飲泉処がある。少々しょっぱく、なかなかおいしい。

内風呂の大きい方の浴槽。加温なしのため、ぬるめである。右手には加温された小さい浴槽がある。

貝掛温泉の名物の露天風呂。野趣溢れる岩作りの広々した浴槽で、開放感は申し分ない。
湯は無色透明無臭で、少々しょっぱい。

源泉温度は37度で、外気にさらされているのでもう少しぬるい印象。
この日は5月上旬であったが、上がるとちょっと肌寒かった。冬は結構寒いと思われるが、ちゃんと露天風呂にも加温された浴槽が用意されている。
加温された小さめの露天風呂。

露天風呂の脇に、源泉小屋がある。ここから源泉がコンコンと湧き出し、湯船に注がれている。
ちょっとした滝になっているところで、眼を洗うのがここの定番である。

日帰り入浴客も昼食をいただける。
この日食べたのは、てんざるうどん(1260円)。山菜の天ぷらはサクサクで、うどんもコシがあり、大変美味であった。

長年訪問したいと思っていたが、なかなか機会が訪れず、今回ようやく訪問できた。
予想以上に素晴らしい宿で、自然と一体化したような露天風呂と大量に注がれる源泉には感動すら覚えた。
今度はぜひ泊まりで訪れてみたいものである。
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