温泉名・施設名:駒の湯温泉 露天風呂
場所:新潟県魚沼市大湯温泉719-1
[地図]訪問日:2013.11.09(土)
泉質:アルカリ性単純温泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
駒の湯温泉に露天風呂が作られたと聞き、訪問してみた。
かつて、日帰り客用の「駒の湯休憩舎」(
ブログ参照)があったが、2011年7月末の新潟福島豪雨で被害を受けて、しばらく日帰り入浴ができない状態が続いていた。
その後、建物は壊されて、露天風呂として造り直された。2013年10月1日オープン。
大変雪深い地域であり、宿泊施設の「駒の湯山荘」共々、11月中旬から4月中旬までは冬季閉鎖される。2013年は11月10日をもって営業を終了した。
終了直前のこの日、駒の湯温泉としては約5年ぶりに訪問してみた。
大湯温泉から国道352号を山奥へと進む。道中、橋から撮影した紅葉と渓谷。

駒の湯の入口。
左手の第一駐車場は宿泊客用。日帰り客は、右手の第二駐車場へ。

駒の湯山荘。「日本秘湯を守る会」に名を連ねる1軒宿の秘湯である。いつか泊まってみたい。
数年前から、ここの温泉の池でイケチョウガイ(真珠を作る二枚貝)を育て、できた真珠は宿泊客にプレゼントされている。

新たに建てられた露天風呂。
女湯(左手)と男湯の脱衣場(右手)には屋根があるが、露天風呂自体には屋根がない。
お客の意見を参考に、星空を見れるようにと、あえてそうしたようだ。

露天風呂。浴槽自体は休憩舎時代のものがそのまま使われている。
壁も屋根も無いので、開放感は申し分ない。

湯はぬるく、浴槽内の湯温は31度しかなかった。
初めはひやりとしたが、浸かっていると馴染んできて、何とも言えない心地良さ。紅葉と青い空を見ながら、しばしぬる湯を満喫した。
湯は無色透明で、わずかにたまご味、硫化水素臭がした。
加熱浴槽。ギリギリ2人が入れるくらいの大きさだが、知らない人と一緒に入るには勇気がいるレベル。
ぬる湯と交互に入るのがここの入浴方法である。

露天風呂側から撮影。豪快に溢れ出す源泉は毎分2トンにも及ぶ。
奥が男湯入口。手前の曇りガラスのドアは女湯へ繋がっており、女性側から露天風呂に入って来られる。即ち、露天風呂は混浴ということである。

宿の敷地内には温泉を自由に汲める場所もある。大きなポリタンク数個に温泉を汲んでいる人もいた。
確かに飲みやすい温泉ではある。

ぬる湯の気持ち良さに、ハマってしまいそう。
久しぶりに訪問したが、改めて素晴らしい温泉であると認識した。また来るとしよう。
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