温泉名・施設名:津川温泉 清川高原保養センター
場所:新潟県東蒲原郡阿賀町京ノ瀬4851
[地図]訪問日:2011.05.07(土)
泉質:アルカリ性単純温泉、ナトリウム-塩化物泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
2011年5月7日、この日、阿賀町の温泉宿、日帰り温泉施設が無料開放された。
同年3月11日に発生した東日本大震災が原因で、阿賀町で毎年5月3日に開催される祭り「狐の嫁入り行列」が中止となり、その代わりのイベントとして企画された。
全部で20箇所が無料開放されたが、入浴したことのない施設を中心に、11箇所周ったので順に紹介する。
阿賀町湯巡り1湯目は、津川温泉「
清川高原保養センター」。
津川高原保養センターは、日帰りを中心とした温泉施設であるが、宿泊もできる。
1号館と2号館からなり、それぞれ浴室がある。2010年~2011年頃、異なる泉質の2つの源泉(1号井と2号井)をそれぞれの浴槽に供給していたが、現在は1つの源泉(1号井)のみを使用している模様。

1号館の浴室。
浴槽は2つある。1つ目はL字型の浴槽。大きな窓が配してあり、また高台にあるため、眺めもよく開放感がある。

2つ目は岩作りの露天風呂風の浴槽。
ちょっと中途半端な作りの印象。どうせなら、露天風呂にすれば良かったのに…。

源泉名は津川温泉1号井。湯は無色透明無味無臭ながら、かなりのぬめりがあり、肌がつるつるする。
このつるすべ感は、新潟県内では間違いなく5本の指に入る。大変素晴らしい湯である。
2号館の浴槽。1号館よりも広い浴槽である。

源泉名は津川温泉2号井。湯は茶褐色に少々濁り、無臭だがしょっぱい。こちらの源泉も特徴がある。
前述の通り、今はこの源泉は使われていない模様。この源泉は、かつて津川温泉「新潟市山の家」で使われていたものと思われる(この施設は既に廃業している)。
露天風呂がないのが少々残念ではあるが、湯のつるすべ感は極上の浴感。お勧めの温泉である。
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