温泉名・施設名:大沢山温泉 高七城
場所:新潟県南魚沼市大沢1209-6
[地図]訪問日:2012.05.02(水)
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
日帰り入浴料金:1000円 (タオルあり)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆
前項(
ブログ参照)から続く。
南魚沼・十日町湯巡り8湯目は、大沢山温泉「
高七城」。
大沢山温泉は、南魚沼市(旧塩沢町)の山間に湧く温泉で、3(4?)軒の宿がある。高七城は、一番奥に位置する(した)。
高七城としては2012年6月末頃に廃業したと見られる。その後、雑誌「自遊人」の出版社が経営を引き継ぎ、全面改装し、「
里山十帖」として営業されている。
残念ながら、新しい宿では日帰り入浴は出来ない。
以降は、高七城時代の訪問記である。
豪農の館を移築したという建物。玄関の大きな提灯が特徴的。

ロビー。梁や床など、重厚感を感じた。

浴室は2箇所あるようだが、1箇所は宿泊客専用。
日帰り客用の浴槽は蔵造りの建物にある。

内風呂のみである(宿泊客専用の方には露天風呂あり)。
床や浴槽には、珍しい珪化木(木の化石)が使われている。

湯は極軽度白濁し、わずかにしょっぱい。若干の油臭のようなものを感じた。茶色の湯花が少々。
かなりつるつる・ぬるぬるする湯で、浴感はなかなかのもの。いい湯である。
天井を見上げると、太い梁。緑色はコケ?

日帰り客用の無料の休憩室あり。

前述の通り、現在、高七城は存在せず、また、新しい宿である里山十帖は日帰り入浴を受け付けていない。
大沢山温泉としては、湯元の「幽谷荘」などで日帰り入浴できる。
素晴らしい建物だっただけに、廃業後、取り壊しにならず、里山十帖に引き継がれたのは幸いだった。
(宿の改装工事は相当大変だったらしいが…)
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