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気ままに温泉巡り日記

超秘湯から有名温泉まで、気ままに紹介します。

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プロフィール

ねゐる

Author:ねゐる
・趣味は温泉巡り
(特に秘湯やB級温泉を好む)
・温泉巡り歴は21年目
(2002年~)
・現在の入湯数は約600湯
・主に新潟県の温泉地に出没


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小谷温泉 熱泉荘
温泉名・施設名:小谷温泉 熱泉荘
場所:長野県北安曇郡小谷村大字中土18812 [地図]
訪問日:2012.09.29(土)
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
糸魚川小谷温泉巡り7湯目は、小谷温泉「熱泉荘」。

熱泉荘は山田旅館から少し離れた細い道を進んだ行き止まりにある、ひなびた宿である。
山田旅館と異なり、冬季は閉鎖する。
独自の「あつゆ元 熱泉荘」源泉を持つ。

ひなび加減は、山田旅館を上回る。2014年11月22日に発生した長野県神城断層地震の被害はなかっただろうか。
otari_nessenso_01.jpg

早速浴場へ。内風呂のみである。
otari_nessenso_03.jpg
浴槽に満たされた白濁の湯を見て、「ああ、よくある硫黄系の温泉だな」と想像した。
しかし入ってみても硫黄の臭いがせず、「あれっ、変だな、硫黄系じゃないのか?」と思い、ふと肌を触ってみると、ものすごいツルスベ感。
ここの泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩泉でいわゆる重曹泉。しかもアルカリ性である。どうりでつるつるするわけだ。
綺麗な(若干青みがかったような)白濁の重曹泉というのもあまり出会ったことがない。

熱泉というだけあって、熱い湯が供給されている。熱いため、加水で温度を下げている。
飲んでみても、ほとんど無味無臭。
otari_nessenso_04.jpg

外を見ると、まさに山の中。
otari_nessenso_05.jpg

熱泉荘で行き止まりなのだが、実は道は続いている。
この先には知る人ぞ知る「滝の湯」があるのだが、この先は熱泉荘の私有地&源泉地であり、現在は立入禁止である(かつては自由に行けたらしい)。
otari_nessenso_02.jpg

極上のツルスベ感は特筆に値する。
万人にお勧めとは言いづらいが、温泉ファンには山田旅館だけでなく、こちらもお勧めである。
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長野県 / 2016.02.20 00:00 / TB[0] / CM[0]


小谷温泉 山田旅館
温泉名・施設名:小谷温泉 山田旅館
場所:長野県北安曇郡小谷村大字中土18836 [地図]
訪問日:2012.09.29(土)
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
日帰り入浴料金:500円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆

前項(ブログ参照)から続く。
糸魚川小谷温泉巡り6湯目は、小谷温泉「山田旅館」。

山田旅館は小谷温泉を代表する老舗旅館で、昔ながらの湯治場の風情を残す秘湯である。日本秘湯を守る会の宿。
源泉は元湯、新湯の2つを持つ。元湯は1555年武田信玄の家臣岡田甚一郎の夢枕に立った観音様のお告げによって発見されたという。

江戸、明治、大正、平成の時代に建てられた建物が軒を連ねている。
一部の建物は登録有形文化財に指定されている。
otari_yamada_02.jpg

どれがどの時代のものかは確認していないが、歴史を感じる建物に感動を覚えた。
otari_yamada_01.jpg

さて、浴場は2箇所あるが、日帰り入浴は元湯を使用した内風呂のみ利用できる。
もう1箇所は宿泊客専用で、新湯を使用した内風呂と露天風呂がある。こちらは2014年6月に新しく作られた。

元湯を使用した源泉浴槽。
湯は微黄白濁しており、鉄味鉄臭がし、炭酸味もある(すっぱい)。肌がつるつるする。
otari_yamada_03.jpg

寝湯。枕の部分はおそらく木なのだが、温泉成分で石化しつつある。
otari_yamada_04.jpg

滝になって源泉が注がれている。上部の造りが大正ロマンを彷彿とさせる。
コップも備え付けられており、飲泉もできる。
otari_yamada_05.jpg

休憩用のベンチ。
と言ってもただのベンチではない。これは前述の滝の壁にできた温泉成分の析出物の塊である。
25年物とのこと。温泉のパワーを感じずにはいられない。
otari_yamada_06.jpg

山深い地域である。長野県でも屈指の豪雪地帯で、積雪は4メートルを超えるという。
にも関わらず、通年営業しているというのがすごい。
otari_yamada_07.jpg

温泉ファンには、言わずがもなの温泉である。
長年入りたいと思っていた歴史のある温泉に入ることができ、大変感動した。
いつの日か宿泊して、新湯の方もあじわってみたいものである。
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長野県 / 2016.02.02 00:00 / TB[0] / CM[0]



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