温泉名・施設名:下島温泉 厳立峡 ひめしゃがの湯
場所:岐阜県下呂市小坂町落合1656
[地図]訪問日:2016.06.11(土)
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
日帰り入浴料金:700円 (タオルなし)
勝手に5段階評価:☆☆☆☆☆
この日は下呂市の温泉を巡ったので、順に紹介する。
下呂湯巡り1湯目は、下島温泉「
厳立峡ひめしゃがの湯」。
下島温泉は、飛騨小坂温泉郷にある温泉地である。天然の炭酸泉で有名である。
巌立峡 ひめしゃがの湯は、日帰り温泉施設で、食事処「ひめ亭」を隣接する。
とんがり屋根の建物が特徴的。左側の建物が前述のひめ亭、右側の小屋は飲泉場である。

この地でかつて走っていた小坂森林鉄道(1971年廃線)の機関車が展示してある。

まずは、ひめ亭で昼食。ひめしゃがまるごと鉱泉定食を注文。
炭酸泉の鉱泉で湯豆腐にすることで豆腐が溶け出し、とろりとするのが特徴だ。

広い大浴場。まず、この特徴的な湯の色で興奮を抑えられない(笑)。

湯は赤褐色に強く濁り、炭酸味、鉄味鉄臭、硫化水素のような臭いも感じた。
湯口。温泉成分によるスケールが、源泉の濃さを物語っている。

小さな浴槽。

露天風呂。2つに分かれている。

こちらは天然温泉ではない。無色透明の湯が張られた浴槽である。

こちらは源泉そのまんまの浴槽である。

見た目は温かそうに見えるが、非加熱(約24度)の源泉のため、初めはかなり冷やりとする。
が、入っていると妙に気持ち良くなってくる。
天然の炭酸泉であり、泡付きも楽しめる。上がった後はポカポカする。
湯口。炭酸のせいだろうか、時折ボコボコっとなる。

人工の炭酸泉は最近よく見かけるようになったが、天然の炭酸泉はなかなか巡り合えず、貴重である。
炭酸は加熱すると抜けてしまうため、非加熱源泉槽があるのも嬉しい。お勧めの温泉である。
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